探偵の基礎知識
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探偵の浮気調査報告書とは?見本で確認したい6項目と受け取り前の注意点

探偵の調査報告書
探偵ナビゲーター編集部
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この記事は専門家が監修しています
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監修者
伊藤 計樹
総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役
行政書士(日本行政書士会連合会 登録番号 第17190812号)
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全国各地に展開する総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役。 https://tantei-soudan.co.jp 名古屋市の大学法学部を卒業後2008年から探偵業界に入って以降、6000件以上の調査案件を担当すると共に2015年には行政書士の資格を取得して調査後の書面作成などのアフターサポートも担当。 所有資格/行政書士「日本行政書士連合会第17190812号」、上級心理カウンセラー、行動心理士

監修:探偵ナビゲーターの公開記事は、探偵業務・調査実務に携わる専門家による監修を受けています。

執筆・編集:探偵ナビゲーター編集部

体験談形式の記事には、編集部が再構成したケースストーリーが含まれます。監修は登場人物や出来事の実在性を保証するものではありません。また、記事は個別の法律問題に対する法的助言を提供するものではありません。

探偵へ浮気調査を依頼すると、調査中に確認した対象者の行動や撮影した写真などが「調査報告書」としてまとめられることがあります。

ただし、ページ数が多い報告書や写真が大量に載った報告書なら、それだけで質が高いとは限りません。

重要なのは、

  • いつ
  • どこで
  • 誰が
  • どのように行動したのか
  • その行動をどの写真・動画で確認できるのか

が、後から第三者にも追える形で整理されていることです。

また、「浮気調査を依頼すれば、必ず紙の調査報告書がもらえる」とも限りません。

警察庁が公表している探偵業法の解釈運用基準では、契約時に、調査結果をどのような方法で報告するのか、報告書を作成するのか、写真・動画・音声データを提示だけするのか提供するのか、といった内容を明らかにする必要があるとされています。

そのため、報告書は調査が終わってから確認するものではなく、探偵社を選ぶ段階から確認しておきたい項目です。

この記事では、探偵の浮気調査報告書に記載される内容、見本で確認したい6項目、契約前に聞くこと、受け取った後の扱い方まで整理します。

目次
  1. 探偵の浮気調査報告書とは
  2. 調査報告書は契約前に確認する|警察庁の基準では報告方法も契約事項
  3. 浮気調査の報告書に記載される主な内容
  4. 浮気調査報告書の見本|架空の3ページで内容と写真の見方を確認
  5. 調査報告書の見本で確認したい6つのポイント
  6. 【独自分析】公開事例100件では51件で曜日・時間などの行動パターンを確認
  7. 「ページ数が多い報告書=良い報告書」ではない
  8. 契約前に確認したい調査報告書の7項目
  9. 独自調査30社でも料金体系は統一されていない|報告書費用も個別確認する
  10. 探偵社8社の公開情報では7社が「相談だけでも可」と案内
  11. 調査報告書は裁判で必ず使える?
  12. 希望した証拠が得られなかった場合の報告書の見方
  13. 調査報告書を受け取ったら最初に確認すること
  14. 報告書・写真・動画・契約書は一緒に保管する
  15. 調査報告書の内容に疑問がある場合
  16. 調査報告書についてよくある質問
  17. まとめ|調査報告書は「結果」だけでなく調査の経過が分かるかを見る
  18. あわせて確認したい記事
  19. 探偵ナビゲーター独自調査について
  20. 参考情報

探偵の浮気調査報告書とは

調査報告書は、探偵が調査中に確認した対象者の行動を依頼者へ報告するための資料です。

浮気調査では、対象者が勤務先を出てから、

  • どこへ移動したか
  • 誰と会ったか
  • どの店や施設へ入ったか
  • 何時に出てきたか
  • その後どこへ移動したか

などを時系列で記録し、撮影した写真や動画と合わせて報告する形式があります。

ただし、探偵社ごとに報告方法は異なります。

たとえば、

  • 冊子・書面
  • PDF
  • メール
  • 写真・動画データ
  • 口頭での説明
  • 調査中の電話・メッセージによる中間報告

などがあります。

そのため、契約前に「報告書はありますか?」と聞くだけでは十分ではありません。

どの形式で、いつ、どの情報を、どこまで受け取れるのかまで確認しましょう。

調査報告書は契約前に確認する|警察庁の基準では報告方法も契約事項

警察庁「探偵業の業務の適正化に関する法律等の解釈運用基準」では、契約後書面に記載する「調査の結果の報告の方法」について、

  • 写真・動画・音声データ等は提示だけか、依頼者へ提供するか
  • 調査報告書を作成するか
  • 文書・メール・口頭のどの方法で報告するか
  • 報告期限

などを明らかにする必要があるとしています。

また、調査で作成・取得した資料について、処分するかどうか、処分する場合の時期や方法なども重要事項として扱われています。

つまり、契約する前に最低でも、

「報告書は作りますか?」
「写真・動画はデータでももらえますか?」
「いつまでに受け取れますか?」
「探偵社側のデータはいつ処分されますか?」

まで聞いておくと、調査終了後の認識違いを減らせます。

探偵へ相談してから契約・調査・結果報告までの全体像は、「浮気調査の流れは?探偵への相談・契約から調査報告まで7ステップ」で詳しく解説しています。

浮気調査の報告書に記載される主な内容

すべての探偵社で同じではありませんが、浮気調査の報告書では次のような内容が考えられます。

項目記載内容の例
調査の基本情報調査日、開始・終了時刻、調査地域、対象者
行動記録出発、移動、合流、立ち寄り、施設への出入り、帰宅など
写真対象者、同行者、車両、建物、移動中の様子など
写真の説明撮影時刻、場所、写っている人物、確認した行動
移動経路利用した駅、道路、店舗、施設など
調査結果確認できた事実、確認できなかったこと
添付データ動画、音声、地図、写真の元データなど

大切なのは、項目が多いことではありません。

依頼した目的に対して必要な情報が残っているかを確認します。

浮気調査報告書の見本|架空の3ページで内容と写真の見方を確認

ここでは、複数の探偵社が公開している調査報告書をもとにして、探偵ナビゲーター編集部が作成した架空の調査報告書を紹介します。

公開されている報告書の構成や記載項目を参考に、調査概要・行動記録・写真記録の3ページにまとめました。

登場する人物や場所、日時、行動内容はすべて説明用の架空の設定です。実際に行われた調査の記録ではなく、特定の探偵社が作成した報告書をそのまま再現したものでもありません。

探偵社によって報告書の形式は異なりますが、調査を依頼したあとにどのような情報を受け取れるのか、また、報告書のどこを確認すればよいのかを具体的にイメージできるようにしています。

1ページ目|調査概要には何が書かれている?

1ページ目は、調査の基本情報をまとめた見本です。調査番号、調査目的、対象者、調査日時、調査地域などを一覧にしています。

ここで確認したいのは、依頼した内容と、報告書に記載されている調査の目的や日時が一致しているかという点です。

例えば、金曜日の退勤後について調査を依頼したのに、報告書だけでは調査した日時や時間帯が分からなければ、依頼内容と結果を照らし合わせることが難しくなります。

調査概要は目立たない部分ですが、何についての報告書なのかを確認するための重要な情報です。

架空の浮気調査報告書の見本1ページ目・調査概要
探偵ナビゲーター編集部作成:架空の調査報告書サンプル(1/3ページ)

2ページ目|行動記録は時系列で確認する

2ページ目は、対象者の行動を時間順にまとめた見本です。勤務先を出た時刻、同行者と合流した時刻、立ち寄った場所、施設に出入りした時刻などを記録しています。

ここで注目したいのは、特定の場面だけではなく、その前後の行動も確認できるかという点です。

例えば、宿泊施設へ入る場面が記載されていても、誰と一緒だったのか、何時に出たのか、途中で対象者を見失っていないかなどによって、報告書から読み取れる内容は異なります。

また、実際に確認した行動と、調査員の推測が分けて記載されているかも重要です。

架空の浮気調査報告書の見本2ページ目・対象者の行動記録
探偵ナビゲーター編集部作成:架空の調査報告書サンプル(2/3ページ)
時刻行動記録の例
18時12分対象者が勤務先正面出入口から一人で出る
18時27分A駅東口付近で女性と合流
18時34分二人で飲食店へ入店
20時11分二人が飲食店から出て徒歩で移動
20時26分二人で宿泊施設へ入る
22時18分二人が同じ宿泊施設から出る
22時25分A駅付近で別れ、対象者が一人で電車へ乗る

実際の報告書では、それぞれの行動記録に対応する写真が配置される形式があります。

この場合に重要なのは、「宿泊施設へ入った」という一文だけではありません。

18時12分から22時25分まで対象者の行動がつながっており、どの時点で誰と合流し、どの施設へ入り、いつ出たのかを確認できることです。

ただし、特定の施設への出入りを撮影したからといって、どの事案でも同じ法的評価になるわけではありません。

慰謝料請求や離婚で必要になる証拠については、「浮気・不倫の証拠になるものは?強さの目安と集める前の注意点」で整理しています。

3ページ目|写真と行動記録が対応しているか確認する

3ページ目は、写真記録の配置をイメージした見本です。人物が合流した場面、飲食店に入った場面、宿泊施設へ入った場面を、行動記録の時刻と対応させています。

画像内の写真は説明用に制作したイメージであり、実際の調査で撮影された証拠写真ではありません。

実際の報告書を確認するときは、写真が何枚あるかだけでなく、それぞれの写真が、どの日時・場所・行動に対応しているのかを確認しましょう。

また、写真に写っている事実と、そこから推測される内容は分けて考える必要があります。

例えば、二人が宿泊施設へ入る場面が記録されていても、その写真だけで施設内での具体的な行動まで確認できたとは限りません。

架空の浮気調査報告書の見本3ページ目・写真記録と時刻の対応
探偵ナビゲーター編集部作成:架空の調査報告書サンプル(3/3ページ)。写真は生成した説明用イメージです。

見本を確認するときは、この4つを順番に見る

初めて調査報告書を見る場合は、次の順番で確認すると内容を理解しやすくなります。

  1. 調査概要: 依頼した目的・日時・調査範囲が分かるか
  2. 行動記録: 対象者の動きを時系列で追えるか
  3. 写真との対応: 写真がどの行動を記録したものか分かるか
  4. 記録されていない部分: 見失った時間や確認できなかったことが明確か

調査報告書で大切なのは、浮気を疑わせる写真が掲載されていることだけではありません。依頼した調査で何が確認でき、何が確認できなかったのかを、後から第三者にも説明できるように整理されているかが重要です。

今回の3ページの見本は、その確認方法を理解するための参考資料として活用してください。

実際の報告書の形式も比較したい方は、トラスト探偵事務所の報告書見本、総合探偵社R.A.Dの報告書サンプル、TMR特殊調査部の報告書見本も参考にできます。各社の掲載例は形式を比較するための参考情報であり、本記事の架空サンプルは各社の実物を転載したものではありません。

調査報告書の見本で確認したい6つのポイント

探偵社へ相談するときは、可能であれば個人情報を伏せた調査報告書の見本を確認しましょう。

ページ数や写真の枚数だけではなく、次の6項目を見ます。

1.日時と場所が具体的に分かるか

「夕方に外出」
「しばらくして店を出た」

だけでは、後から正確な行動を確認しにくくなります。

確認したいのは、

  • 日付
  • 時刻
  • 店名や施設名
  • 駅名
  • 撮影場所

などです。

写真にも、どの時点のものか分かる説明があるかを見ます。

大阪地方裁判所「証拠説明書について」では、写真を証拠として提出する場合の説明として、撮影者、撮影対象物、撮影時期、撮影場所などを記載するよう案内しています。

実際に法的手続でどの資料が必要になるかは個別に異なるため、慰謝料請求や離婚を考えている場合は弁護士にも確認してください。

2.対象者の行動が時系列でつながっているか

決定的に見える写真が1枚だけあっても、その前後が分からなければ状況を説明しにくい場合があります。

たとえば、

勤務先を出る
↓
相手と合流する
↓
移動する
↓
施設へ入る
↓
一定時間後に出る
↓
別れる

というように、行動の経過を追えるか確認します。

途中で対象者を見失った場合なども、その事実が分かる報告の方が調査経過を把握しやすくなります。

3.対象者や同行者を判別できるか

夜間や離れた場所からの撮影では、人物が分かりにくいことがあります。

見本では、

  • 対象者本人だと分かる写真があるか
  • 服装や持ち物が分かるか
  • 同行者との位置関係を確認できるか
  • 同じ人物を継続して追っていると分かるか

を確認します。

建物だけを撮影した写真が何枚あっても、誰が出入りしたのか分からなければ、確認したい事実を説明しにくい場合があります。

4.確認した事実と推測が分けられているか

調査報告書では、「実際に確認したこと」と「状況から考えられること」を混同しないことが大切です。

たとえば、

「対象者と女性が20時26分に宿泊施設へ入った」

は、その場で確認した行動です。

一方、

「二人は以前から交際している」

という内容は、その日の調査だけでは判断できない場合があります。

強い言葉で断定しているかどうかより、何を直接確認したのかが具体的に分かるかを見ましょう。

5.写真と文章が対応しているか

写真に撮影時刻や番号があり、行動記録と照合できる報告書は後から確認しやすくなります。

たとえば、

「写真12:20時26分、対象者と同行者が宿泊施設入口へ向かう」

のように、どの行動を裏付ける写真なのか分かる形式です。

動画を受け取れる場合も、どの時間帯・行動を撮影したデータなのか確認できるか聞いておきます。

6.確認できなかったことも分かるか

調査を依頼しても、毎回希望する場面を撮影できるわけではありません。

  • 調査日に相手と会わなかった
  • 予定していた場所へ現れなかった
  • 対象者を途中で見失った
  • 調査時間内には動きがなかった

ということもあります。

成果があった場面だけでなく、何時から何時まで何を確認し、どこまで追跡できたのかが分かれば、契約した調査を振り返りやすくなります。

【独自分析】公開事例100件では51件で曜日・時間などの行動パターンを確認

探偵ナビゲーター編集部では、探偵社などが公式サイトで公開している浮気・不倫関連の調査事例100件を独自に分類しました。

その結果、100件中51件では、公開情報から曜日や時間など何らかの行動パターンを確認できました。

さらに27件では、調査前に相手と思われる人物や会う予定など何らかの事前情報が確認できました。

こうした事例を見ると、浮気調査では「誰と会ったか」だけでなく、

  • 何時に勤務先を出たか
  • 何時に相手と合流したか
  • どこへ移動したか
  • 何時に施設へ入ったか
  • 何時に出たか

といった時間軸の記録も重要だと分かります。

調査報告書の見本を見るときも、写真のきれいさだけではなく、対象者の行動を時系列で追えるかを確認してみてください。

※この100件は、各探偵社などが公開することを選んだ事例を対象としています。日本の浮気相談全体を代表する統計ではありません。

「ページ数が多い報告書=良い報告書」ではない

探偵社の広告では、「○ページの報告書」「詳細な報告書」などがアピールされることがあります。

しかし、ページ数だけで質は判断できません。

確認項目内容を確認しやすい例追加確認したい例
日時分単位で行動が分かる「夕方」「しばらく後」など曖昧
場所店名・駅名・施設が分かる地域名だけ
行動出発から終了まで流れを追える一部の場面だけ
写真行動記録と対応している写真だけが並んでいる
人物対象者・同行者を確認しやすい誰が写っているか分かりにくい
表現事実と推測が分かれている根拠のない断定が多い
不成立時確認できなかった経過も分かる成果のあった場面しか分からない

自分が必要としているのが「分厚い冊子」なのか、「後から行動を正確に確認できる資料」なのかを分けて考えましょう。

契約前に確認したい調査報告書の7項目

調査が終わってから、

「動画はもらえないと言われた」
「報告書は別料金だった」
「紙ではなく口頭報告だけだった」

と知ることがないよう、契約前に確認します。

聞いておきたいのは次の7項目です。

  1. 調査報告書を作成するか
  2. 紙・PDF・メールなど、どの形式で受け取れるか
  3. 写真・動画・音声のデータを受け取れるか
  4. 報告書作成費は見積もりに含まれているか
  5. 調査終了後、いつまでに受け取れるか
  6. 探偵社側で資料をいつまで保管するか
  7. 保管後、資料をどのように処分するか

特に「写真・動画を見せてもらえる」と「データそのものを受け取れる」は同じではありません。

契約書面の報告方法まで確認してください。

独自調査30社でも料金体系は統一されていない|報告書費用も個別確認する

探偵ナビゲーター編集部では、2026年9月24日時点で、浮気・不倫調査を扱う探偵社30社の公式サイトを独自調査しました。

その結果、料金の見せ方そのものが、

  • 時間料金
  • パック料金
  • 基本料金
  • 成功報酬
  • 1日単位
  • 個別見積もり

など各社で異なっていました。

時間単価の具体額を確認できた会社は30社中15社、成功報酬・証拠が取れなければ0円等のプランを確認できた会社は11社、「追加料金なし」「見積もり以上なし」等の説明を確認できた会社も11社でした。

この調査からも、広告の料金だけを見て、

「報告書や写真データも全部込みだろう」

と考えるのは避けた方がよいでしょう。

報告書作成費やデータ提供費が見積もりに含まれているかは、契約する探偵社へ個別に確認してください。

料金全体については、「浮気調査の費用はいくら?探偵30社を独自調査|料金相場と見積もりの見方」で詳しくまとめています。

探偵社8社の公開情報では7社が「相談だけでも可」と案内

探偵ナビゲーター編集部が探偵社8社の公式サイトにある相談・調査準備関連20ページを分析したところ、8社中7社で「相談だけでも可能」という趣旨の案内を確認しました。

そのため、調査契約を決める前に、

「報告書の見本を確認できますか?」
「写真・動画は受け取れますか?」
「報告書作成費はいくらですか?」

と聞くこともできます。

見本を見せてもらえるかは探偵社によって異なりますが、確認できる場合は契約前に目を通しておきましょう。

※この結果は8社の公式公開情報を分類したもので、すべての探偵社が相談のみを受け付けていることを示すものではありません。

報告方法まで確認して探偵社を比較したい方へ

街角探偵相談所では、現在の状況、地域、予算などを伝えたうえで、全国100社以上の提携探偵社から条件に合う相談先の紹介を受けられます。

紹介を受けた後は、各探偵社へ調査報告書の見本、データの受け取り方法、報告書作成費などを確認して比較してください。

※相談・紹介は無料です。紹介された探偵社へ実際に調査を依頼する場合は別途調査費用が発生します。

調査報告書は裁判で必ず使える?

調査報告書を証拠として提出できる場合はあります。

ただし、

探偵の報告書であれば必ず強い証拠になる
報告書があれば必ず慰謝料請求が認められる

というものではありません。

証拠としてどの程度意味を持つかは、

  • 誰の行動か特定できるか
  • 日時・場所が分かるか
  • 写真が行動記録とつながっているか
  • どのような場面が記録されているか
  • ほかにどのような証拠があるか
  • 夫婦関係がどのような状態だったか

などによって変わります。

慰謝料請求や離婚が目的なら、契約前に弁護士へ「どのような行動記録が必要か」を確認する方法もあります。

すでに報告書を持っている場合は、相手へ見せたり追加調査を申し込んだりする前に弁護士へ確認できます。

探偵と弁護士の役割は、「探偵と弁護士はどちらに相談する?浮気調査・証拠・慰謝料請求の違い」で整理しています。

希望した証拠が得られなかった場合の報告書の見方

調査報告書に浮気を示す場面がなかったからといって、

「浮気していないことが証明された」

とは限りません。

単に、

  • その日は会わなかった
  • 想定していた曜日が違った
  • 調査時間外に行動した
  • 調査途中で対象者を見失った

という可能性もあります。

一方、希望した証拠が得られなかったからといって、必ず料金が不要になるわけでもありません。

国民生活センター「調査が完了したが、思ったような成果が得られなかった。返金してほしい。」では、一般的には、契約書に記載された調査内容が実施されていれば、依頼者が期待した成果を得られなかった場合でも支払い義務が生じると案内しています。

希望する結果が得られなかった場合は、まず、

  • 契約した調査日
  • 調査時間
  • 調査員数
  • 契約した調査方法
  • 報告書に記載された実際の調査経過
  • 延長・変更についての連絡
  • 追加料金が発生した理由

を照らし合わせます。

依頼した調査自体が不足している、契約内容と報告が大きく異なるなど疑問がある場合は、探偵社へ説明を求めます。

解決が難しい場合は、消費者ホットライン「188」などの消費生活相談窓口へ相談する方法があります。

調査報告書を受け取ったら最初に確認すること

報告書を受け取ったら、すぐにパートナーへ突きつけるのではなく、まず内容を確認します。

確認したいのは、

  • 契約した調査日と一致しているか
  • 調査開始・終了時刻が合っているか
  • 行動記録に不明点がないか
  • 写真と文章が対応しているか
  • 写真・動画データが揃っているか
  • 見積もり・契約時に説明された形式と一致しているか

です。

分からない記載があれば、探偵社へ説明を求めます。

元データ・原本を加工しない

報告書や写真、動画を受け取ったら、元データはそのまま保存します。

明るさを変えたり、一部を切り取ったりした複製を作る場合でも、元のファイルは残しておきましょう。

SNSへ公開しない

報告書には、

  • パートナー
  • 同行者
  • 勤務先
  • 車
  • 店舗
  • 周囲の第三者

などの個人情報が含まれている場合があります。

怒りや不安が強いときでも、写真や氏名、勤務先などをSNSへ投稿するのは避けてください。

法的対応を考えるなら弁護士へ見せる

慰謝料請求や離婚を考えている場合は、報告書を弁護士へ見せ、

「現在の資料で足りるのか」
「追加調査が必要なのか」

を確認できます。

必要な証拠の内容を確認してから追加調査を考えることで、目的が曖昧なまま調査を増やすことを避けやすくなります。

報告書・写真・動画・契約書は一緒に保管する

浮気調査に関係する資料は、報告書だけ残すのではなく、一式で保管しておくと経緯を確認しやすくなります。

資料確認できること
調査報告書行動の時系列、日時、場所、写真の説明
写真人物、施設への出入り、特定の場面
動画行動の連続性や前後の動き
契約書契約した調査内容、報告方法、解除条件
見積書調査員数、時間、料金、経費
中間報告・メール延長や調査内容変更の経緯

紙は紛失や水濡れを避けられる場所へ保管します。

データは、自分が正当に管理でき、第三者から簡単にアクセスされない場所へ保存します。

調査報告書の内容に疑問がある場合

次のような点があれば、気づいた箇所を整理して探偵社へ確認します。

  • 日付や時刻が実際と違う
  • 写真と文章が対応していない
  • 契約した時間帯の記録が抜けている
  • 写真・動画が提供される契約だったのに受け取っていない
  • 調査が中断した理由が分からない
  • 追加料金の理由を確認できない

このとき、事実と異なる内容へ変更するよう求めるのではなく、

「この時刻の記録がない理由を確認したい」
「この写真はどの場面のものか」
「元データと照合したい」

という形で確認します。

電話だけでなく、必要に応じてメールなど記録が残る方法でやり取りすることも検討できます。

調査報告書についてよくある質問

すべての探偵社が紙の調査報告書を作成しますか?

すべての探偵社・契約で紙の報告書が作られるとは限りません。

警察庁の解釈運用基準でも、文書、メール、口頭など報告方法が複数想定されています。

契約前に、報告書を作るか、どの形式で受け取れるか確認してください。

契約前に調査報告書の見本を見せてもらえますか?

個人情報を伏せた見本を用意している探偵社があります。

すべての探偵社で確認できるとは限りませんが、相談時に聞いてみましょう。

調査報告書はいつ受け取れますか?

探偵社・契約内容によって異なります。

調査直後に結果説明を受け、後日報告書が完成する場合もあります。

警察庁の解釈運用基準では、契約書面に報告期限を明らかにする必要があるとされています。契約前に具体的な予定を確認してください。

写真や動画のデータも必ずもらえますか?

必ず提供されるとは限りません。

警察庁の基準でも、写真・動画・音声データ等について「提示のみ」なのか「提供」するのかを契約上明らかにする考え方が示されています。

必要なら契約前に「元データも受け取れるか」と確認しましょう。

調査報告書は裁判で証拠として使えますか?

証拠として提出できる場合はあります。

ただし、その証拠としての意味は、記載・写真の内容、他の資料との関係などによって異なります。

法的対応を予定している場合は弁護士へ確認してください。

証拠が撮れなかった場合でも報告書はもらえますか?

報告方法は契約によります。

希望する証拠が得られなかった場合でも、どのような調査を行ったのか確認できる記録は重要です。

報告書に期待した証拠が見当たらない場合は、すぐに再調査を決めず、契約内容と実施した調査を照らし合わせましょう。証拠が取れなかった場合の料金・返金と再調査の確認ポイントも、報告書を受け取った後の判断に役立ちます。

契約前に「対象者に動きがなかった場合も、調査経過を報告してもらえるか」を確認してください。

報告書を紛失したら再発行できますか?

再発行できるかは探偵社の資料保管期間や契約条件によります。

探偵社側ですでに資料を処分している可能性もあるため、受け取った時点で安全に保管してください。

まとめ|調査報告書は「結果」だけでなく調査の経過が分かるかを見る

探偵の浮気調査報告書を見るときに重要なのは、ページ数や写真の枚数ではありません。

確認したいのは、

  1. 日時と場所が具体的か
  2. 対象者の行動を時系列で追えるか
  3. 人物を判別できるか
  4. 事実と推測が分かれているか
  5. 写真・動画と文章が対応しているか
  6. 確認できなかったことまで分かるか

です。

さらに、契約前に、

  • 報告書を作成するか
  • どの形式で受け取るか
  • 写真・動画データを受け取れるか
  • 報告書費用は料金に含まれるか
  • いつ完成するか
  • 探偵社側の資料保管・処分方法

を確認します。

調査報告書は、探偵社へ調査を依頼した結果を受け取る重要な部分です。

料金や調査方法だけで探偵社を選ばず、「調査した後に何を受け取れるのか」まで比較してから契約しましょう。

調査方法・料金・報告内容まで確認して相談先を探したい方へ

街角探偵相談所では、地域、予算、現在の状況などから全国100社以上の提携探偵社の中から条件に合う相談先を紹介しています。

まだ依頼するか決めていない段階でも相談できます。

紹介を受けた探偵社へ、報告書の見本、写真・動画データの受け取り方、料金への含まれ方まで確認したうえで比較してください。

※相談・紹介は無料です。紹介された探偵社へ実際に調査を依頼する場合は別途調査費用が発生します。

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探偵ナビゲーター独自調査について

本記事で使用している独自データは、2026年9月24日時点で確認した公開情報を、探偵ナビゲーター編集部が同じ基準で分類・集計したものです。

公開事例100件分析

探偵社などが公式サイトに掲載している浮気・不倫関連の事例100件を対象に、浮気を疑ったきっかけ、曜日・時間などの行動パターン、相手・予定についての事前情報などを分類しました。

各社が公開を選んだ事例を対象としているため、日本の浮気相談全体を代表する統計ではありません。

探偵社8社・20ページの公開情報分析

探偵社8社の公式サイトに掲載されている相談・調査準備に関する20ページを分類しました。

同じ会社が複数ページで同一項目に触れている場合は、会社単位では1社として集計しています。

探偵社30社の料金・契約条件調査

浮気・不倫調査を扱う探偵社30社の公式サイトについて、時間料金、基本料金、パック料金、経費、追加料金、成功報酬などを確認しました。

各社で料金の単位や含まれる内容が異なるため、単純な平均料金や安い順ランキングにはしていません。

参考情報

※本記事は一般的な情報を提供するものであり、個別の法律問題について判断するものではありません。調査報告書を慰謝料請求、離婚、裁判等で利用する場合は、弁護士などの専門家へご相談ください。

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サイト監修者
伊藤 計樹
伊藤 計樹
株式会社フリースタイル代表取締役
全国各地に展開する総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役。 https://tantei-soudan.co.jp 名古屋市の大学法学部を卒業後2008年から探偵業界に入って以降、6000件以上の調査案件を担当すると共に2015年には行政書士の資格を取得して調査後の書面作成などのアフターサポートも担当。 所有資格/行政書士「日本行政書士連合会第17190812号」、上級心理カウンセラー、行動心理士
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