サレ妻の体験談
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夫の不倫相手と350万円で和解|離婚せず再構築を選んだ30代妻の体験談

探偵ナビゲーター編集部
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この記事は専門家が監修しています
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監修者
伊藤 計樹
総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役
行政書士(日本行政書士会連合会 登録番号 第17190812号)
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全国各地に展開する総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役。 https://tantei-soudan.co.jp 名古屋市の大学法学部を卒業後2008年から探偵業界に入って以降、6000件以上の調査案件を担当すると共に2015年には行政書士の資格を取得して調査後の書面作成などのアフターサポートも担当。 所有資格/行政書士「日本行政書士連合会第17190812号」、上級心理カウンセラー、行動心理士

監修:探偵ナビゲーターの公開記事は、探偵業務・調査実務に携わる専門家による監修を受けています。

執筆・編集:探偵ナビゲーター編集部

体験談形式の記事には、編集部が再構成したケースストーリーが含まれます。監修は登場人物や出来事の実在性を保証するものではありません。また、記事は個別の法律問題に対する法的助言を提供するものではありません。

相手の女性と350万円で和解しても、夫との結婚生活が元に戻ったわけではありません。

30代でパート勤務のTさんは、夫の上着から見慣れないホテルのカードキーを見つけたあと、探偵に調査を依頼しました。夫の相手は高校時代の同級生。子どもの生活を考え、離婚せずに関係を続けることを選びました。

調査費165万円を支払い、夫との約束も交わした。それでも暮らしには迷いが残っています。夫婦としてやり直すと決めるまで、そして決めた後の気持ちをたどります。

子育て中の暮らしで、夫の変化に気づいた

まず、ご主人と結婚したころの暮らしについて教えてください。

夫と出会ったのは私が27歳のとき、共通の友人が集まった席でした。夫は地元のメーカーに勤めていて、穏やかな人だと思いました。2年付き合って29歳で結婚しました。

その後、子どもが生まれて、私はパートの時間を調整しながら家事と育児をしていました。夫も子どものことをよく見てくれていたので、この生活がずっと続くと思っていました。

家族の予定を考えるときも、まず子どものことが中心でした。自分のパートをどう続けるか、家でどう過ごすかを考えていましたし、夫と別々に暮らすことは想像していませんでした。

結婚したころは、夫が帰ってきて子どものことを話したり、週末に家族で過ごしたりすることが、特別なことだとは思っていませんでした。私はパートをしながら家事と育児をして、夫は外で働く。その分担にも少しずつ慣れていました。

もし何かあって夫と離れて暮らすことになったら、子どもとどこに住むのか、仕事はどうするのか。そんなことを考える必要はないと思っていたんです。不倫を疑い始めてからは、夫との関係だけでなく、毎日の生活が続くかどうかも怖くなりました。

Tさん
Tさん

幸せな結婚生活だったとのことですが、ご主人に何か変化を感じ始めたのはいつ頃からですか?

夫が35歳になったころです。スマホを肌身離さず持つようになりました。前は子どもに動画を見せるときにも使っていたのに、通知を切って、自分だけで見ている時間が増えたんです。

夜、私が話しかけると画面を閉じることもありました。仕事の連絡なのかもしれませんが、以前の夫とは違うと思うようになりました。

子どもに動画を見せたり、家族の写真を撮ったりしていたスマホを、いつからか夫が自分だけで持つようになりました。それがどうして気になったのか、最初はうまく説明できませんでした。夫にも一人で連絡を取りたい相手や仕事の用事はあるでしょうし、スマホを持ち歩くだけで何かを決めつけたくありませんでした。

でも、話しかけたときに画面を閉じられると、私が見てはいけないものがあるのかなと思ってしまいました。夫にそう聞いてもいいのか、聞いたことで雰囲気が悪くなる方が嫌なのか、自分でも迷っていました。

Tさん
Tさん

具体的に不審に思った点はありますか?

自分でブランドの服を買うようになりました。前は私が買ってきた服もそのまま着ていたので、少し驚きました。

家計は私が管理していましたが、夫の個人の口座からの出金が増えていたことも気になっていました。本人に聞いても「趣味の買い物だよ」と言われて、それ以上は聞けませんでした。

私が家事や子どものことで話しかけても、以前より会話が続かなくなりました。でも、この段階では仕事が忙しいだけかもしれません。何かを隠していると決めつけることはできませんでした。

ただ、お金の使い方も会話の仕方も変わってきたので、私が気になっているのはスマホだけではない、と自分でも感じていました。どこまで聞いていいのか分からないまま、普段どおりに接していました。

服や買い物については、結婚していても本人の自由だと思います。だから、夫に使い道を全部説明してほしいわけではありませんでした。ただ、前より家族との会話が短くなっているのに、私の知らない買い物は増えている。その組み合わせが寂しかったんです。

夫の行動に腹を立てるより先に、「私が家事や育児のことで手いっぱいだから、会話が減ったのかもしれない」と考えることもありました。自分の生活の中に原因を探してしまって、夫の変化をまっすぐ見られませんでした。

Tさん
Tさん

ホテルのカードキーを見つけても、離婚するとは決められなかった

ホテルのカードキーを見つけたのは、どんなときでしたか?

ある日、夫の上着のポケットから、見慣れないシティホテルのカードキーが出てきました。夫はそのころ、仕事の出張で家を空けることがありましたが、カードキーのホテルは出張先として聞いていた場所とは違う近場にありました。

ただ、カードキーだけでは、いつ、誰と利用したのかは分かりません。出張の日に使ったとまでは確認できなかったので、かえって気になりました。

近場のホテルだったことも引っかかりました。出張なら遠くに泊まるのだと思っていたので、聞いていた予定と合わないように感じました。でも、カードキーには事情の説明が書いてあるわけではありません。

カードキーを見つけたとき、すぐに不倫の証拠だとは考えられませんでした。何というホテルなのかは分かっても、カードから利用者や宿泊日まで読み取れるわけではありません。出張先として聞いていた場所と違うことも、予定が変わった可能性は残ります。

でも、近場のホテルを利用する理由が分からなかったのは確かです。スマホやお金の使い方を気にしていた時期でもあったので、今までのことを全部思い出してしまいました。決めつけたくないのに、気にしないこともできない。その間にいるような気持ちでした。

Tさん
Tさん

出張と説明されていた日のものだったんですね。見つけたときは、どう思いましたか?

見つけたときは、すぐ夫に聞きたくなりました。でも、ホテルの場所を知っているだけで、何があったのかは分かりません。もし一人で利用しただけだったらどうしよう、とも思いました。

子どものことがあるので、最初から離婚するとは決められませんでした。一方で、知らないまま夫婦で暮らし続けるのもつらい。夫と話す前に、実際の行動を確認したいと思ったんです。

もし夫が説明してくれても、私はその話を受け止められるのか。それすら分かりませんでした。まず確認できることを知ってから、家庭をどうするかを考えたかったんです。

その場で問いただしたら、夫は説明してくれたかもしれません。でも、私は出張の予定を全部把握していたわけではないし、カードキーから分かることにも限りがあります。何を根拠に聞けばいいのか決められなかったんです。

もう一つ気になったのが子どものことでした。夫が何かを隠していると分かったとき、私がすぐに家を出るのか、子どもにどう接するのか、まったく考えがまとまっていませんでした。だからまず事実を知って、そのあとで暮らしのことを考えたいと思いました。

疑っていることを口に出したら、今までどおりの日常には戻れないかもしれない。そう感じていたので、相談すること自体にもためらいがありました。

Tさん
Tさん

子どもの生活を考え、まずは夫の行動を確認したかった

離婚を決めていない段階で、相談先はどのように選びましたか?

一番気になったのは費用でした。パートの収入から考えると、調査にまとまったお金をかけるのは怖かったです。

複数の事務所で、いつ調べるのか、調査員は何人なのか、追加費用はどんなときに発生するのかを聞きました。結果が出なかった場合も支払いが必要なのか、見積もりの範囲を確認しました。

夫とやり直す可能性を残したまま相談してもいいのかも聞きました。私はその時点で、慰謝料をいくら取るかより、家族の生活をどうするかを考えていたからです。

私は最初から「離婚するための証拠がほしい」と決めていたわけではありません。夫と話し合う材料がほしかったんです。だから相談するときも、調査したあとに夫婦関係を続ける可能性があることを前提に、どんな調べ方になるのか知りたかったです。

調査員が何人必要なのか、何日くらい見ておくのか。金額を聞くときは、時間が延びたり調査日を追加したりしたらどうなるのかも気になりました。家計から出すお金なので、金額だけを見て判断するのは怖かったです。

費用が安ければよいとも思いませんでした。私が知りたいことを確認できないまま終わるなら、結局どうすればいいか分からなくなるからです。見積もりと調査の目的を一緒に考えたいと思いました。

Tさん
Tさん

調査費165万円をどう考え、依頼を続けたのか

探偵事務所の費用は、依頼を決める上で避けて通れない問題です。実際、どれくらいの費用がかかりましたか?

夫が出張に行くと言っていた日や週末の外出に合わせ、最初は平日と週末の3日間、調査員2人で確認してもらいました。約75万円かかりました。

その調査では特定の女性と会っていることまでは分かりましたが、ホテルへの出入りなど、私が知りたかった部分は確認できませんでした。追加調査の話が出たとき、正直、すぐに返事はできませんでした。

追加分も合わせた費用は約165万円でした。つまり最初の75万円からさらに約90万円です。家族のためにも使えるお金を、そこまで使っていいのかと思いました。

最初の調査で女性と会っていたことは分かりました。それでも私が困っていたのは、夫と暮らし続けられるのか判断できないことです。追加調査を頼んで結果が分かったとしても、夫婦の問題を誰かが代わりに決めてくれるわけではありません。そのことも分かっていました。

75万円で一度調べてもらい、女性と会っていたことが分かった。その時点で調査を終えてもいいのではないか、と考えたのも事実です。私は離婚を決めていたわけではありませんし、相手の女性と会っていたというだけで夫婦の問題を整理できるとも思えませんでした。

でも、夫が「仕事の関係だ」と説明したらどうするのか。不貞行為まで確認できていなければ、また同じように悩むかもしれません。追加の約90万円をかけることで何が分かる可能性があるのか、そこを考えずに契約することはできませんでした。

調査費を支払うことと、結果が出たあとどうするかは別の問題です。どちらも家族の生活に影響します。今から考えても165万円は大きな金額ですし、結果が得られない場合があることを忘れてはいけなかったと思います。

Tさん
Tさん

ホテルへの出入りを確認しても、その場では決断できなかった

調査で分かったことを知って、どうしようと思いましたか?

調査を始めてから約2週間後、報告書を受け取りました。夫は、出張だと説明して家を空けた日に、高校の同級生だった女性と会い、ラブホテルに出入りしていました。写真には二人でホテルに入る様子が記録されていました。

その女性が既婚者であることも分かりました。ただ、カードキーを見つけたときの私には、誰といたのかさえ分かっていませんでした。報告書を読むのはつらかったですが、夫に何を聞きたいか考える材料にはなりました。

結果を見て、すぐに離婚しようとは思えなかったんです。子どもの生活を変えることになるかもしれないし、まだ夫の説明も聞いていませんでした。

報告書があることと、夫婦の関係をどうするかは別でした。写真を見た瞬間に生活を切り替えられるわけではないし、今の家に子どもと住み続けたい気持ちもありました。

写真でホテルに入る姿を見ても、すぐに涙が出るとか怒りが湧くとか、そういうことばかりではありませんでした。まず、夫が家族に話していた予定と、実際にしていたことが違うのだと分かった。そのことをどう受け止めればいいのか、時間がかかりました。

報告書で分かったのは、夫が女性と会っていた日の行動です。夫が何を考えていたのか、私や子どもとの生活をどうするつもりだったのかは書かれていません。だから、夫本人と話さなければならないことが残っていました。

もし夫が謝ったら許せるのか。それとも離婚することになるのか。どちらも考えていましたが、子どもの生活を変える決断をその場でするのは無理でした。事実を知ることと、暮らし方を決めることには距離がありました。

Tさん
Tさん

夫に確かめたかったことと、離婚しないという判断

ご主人はどのような反応でしたか?

報告書を受け取ったあと、子どもが寝てから夫と話しました。写真を見せて、まず誰と会っていたのかを聞きました。

私は離婚するつもりで話を始めたわけではありません。夫が何を認め、これからどうするつもりなのか聞きたかったんです。

子どもが寝たあとのリビングで話すことにしたのは、夫と私だけで話したかったからです。私は、感情的にならずに話そうと決めていても、何をどこから聞けばいいのか分かりませんでした。写真を見せて、まず事実を認めるのか確認することから始めました。

私が聞きたかったのは、相手の女性のことだけではありませんでした。私たちと暮らしていくつもりがあるのか、これから同じことをしないと言えるのか。夫の説明を聞かないまま、再構築すると決めることもできませんでした。

Tさん
Tさん

言い訳はありましたか?

夫は不倫を認め、「ごめんなさい、もう二度としない」と言いました。その言葉を聞いても、すぐに許すことはできませんでした。

私が知りたかったのは、謝って終わりにできるのかということでした。子どもとの生活をどうするのか、もう一度信じられるのか。離婚を選ぶかどうかは、その場では決められませんでした。

謝るだけでは、また同じことが起きないかという不安は消えません。とはいえ、子どもがいるから絶対に離婚しないとも言い切れない。これからどういう約束をしていけるか、そこを話し合いたいと思いました。

謝罪を聞いたとき、やり直すと言えばすぐに元に戻れるような気持ちにはなれませんでした。夫が「もうしない」と言っても、私はこれからその言葉を信じて暮らしていかなければなりません。今まで気にしていなかった外出やスマホのことが、また気になるかもしれないと思いました。

だから、夫が謝ったことと、私が今後どうするかは分けて考えたかったです。子どもの前でどう過ごすか、夫婦としてどんな約束をするかを考えないまま、気持ちだけで決めるのは難しいと思いました。

Tさん
Tさん

証拠とご主人の反応を受けて、最終的にどのような対応をとられたのでしょうか?

夫が認めたあと、弁護士に相談しました。私はその時点で離婚するとは決めず、夫婦でやり直せるかを考えたいと伝えました。

夫には、不貞行為を繰り返さないという誓約書を書いてもらい、夫婦カウンセリングを受けることも約束しました。約束したからすぐに信頼が戻るとは思いませんでしたが、何を守ってもらうのかははっきりさせたかったんです。

相手の女性には400万円の慰謝料を請求し、話し合いの結果350万円で和解しました。金額の話が終わっても、夫とこれからどう暮らすのかという問題は残っていました。

金額の話がまとまったことと、夫をこれからも信じられるかどうかは別の問題でした。

誓約書については、「二度としない」という言葉だけで終わらせたくなかったという気持ちがあります。夫婦カウンセリングについても、受ければすぐに仲直りできるとは思っていません。ただ、話し合いを続けるために、夫にも行動で示してほしかったんです。

相手女性への請求についても、家族の関係を続けるかどうかとは別に考えました。400万円を請求して350万円で和解したというのは、話し合いの結果です。でも、その額が決まったから自動的に夫への不信感がなくなるわけではありません。

夫と同じ家で暮らし続けるという選択は、何もなかったことにするのとは違います。私は自分と子どもの生活を守りたいし、夫がこれから約束を守れるのかも見ていきたいと思いました。

Tさん
Tさん

和解金額が決まったあと、家族との生活はどう考えましたか?

調査をするまでは、事実が分かればどうするべきかも決まると思っていました。でも、報告書を受け取って夫が認めても、離婚するかどうかはすぐには決められませんでした。

165万円を使ったことも簡単には割り切れません。相手の女性との和解金額は350万円になりましたが、それで調査費を使った迷いがなくなったわけでもありません。

私にとっては、夫と何を約束できるか、子どもが生活を続けられるかを考える時間が必要でした。今でも迷うことはあります。

慰謝料について話がまとまっても、夫が外出するたびに不安になる気持ちは別でした。誓約書やカウンセリングの約束があるからといって、すぐ元の夫婦に戻れるわけではありません。それでも関係を続けると選んだ以上、焦って答えを出さずに考えていきたいです。

生活を続けるという判断をしたあとも、夫が外出するときに不安になることはあります。何もなければ安心できるはずだと思っても、以前のように信じられない自分がいます。関係を続けることを決めたのだから疑ってはいけない、と自分に言い聞かせるのも違う気がしました。

350万円で和解したことを知った人には、問題が解決したと思われるかもしれません。でも、金額のことと、夫婦でまた普通に話せるようになることは別です。誓約書もカウンセリングの約束も、私たちがこの先どう過ごすかを考えるためのものだと思っています。

子どもがいるから離婚しなかったという理由だけでは説明しきれません。これまで家族で暮らしてきたことも、これから一緒にいられるか考えたいこともありました。まだ答えが出ていないところを残したまま、今の暮らしを続けています。

Tさん
Tさん

350万円の和解後も、夫婦の問題は残っている

最後に、今同じように悩んでいる方へ、Tさんから伝えたいことはありますか?

夫が昔の同級生と連絡を取っていると知って、不安になる人もいると思います。でも、その事実だけで浮気だと決めつけることはできません。

私はホテルのカードキーが気になり、相談しました。調査にもお金がかかりましたし、何を確認できるかは依頼するまで分からない部分もありました。

離婚したくないと思っていても、事実を知りたいと感じることはあります。誰かに相談するなら、何を知りたいのか、調査にいくらかけられるのか、結果が出たらどうしたいのかを順番に考えてほしいです。

夫と暮らし続けると決めても、無理に許さなければならないわけではないと思います。

夫が同級生と連絡を取っている、スマホを隠すようになった。そんな変化があっても、それだけでは何が起きているか分かりません。私も、カードキーを見つけてから初めて「確認できること」と「自分が心配していること」を分けようと思いました。

探偵に相談したから、すぐに調査を頼まなければならないわけではないと思います。何を知りたいか、どんな結果なら自分で判断できそうか、そのための費用を負担できるかを一度考えてほしいです。

もし事実を知ったあとも離婚したくないと思うなら、その気持ちを否定する必要はないと思います。私も夫と暮らし続けると決めました。でも、謝罪や和解で全部が終わるわけではない。そのあとも自分の気持ちと向き合っていいんだと思います。

Tさん
Tさん

Tさんは、夫との生活を続けるために、誓約書を交わし、夫婦カウンセリングについても約束しました。350万円で和解したという金銭面の結果と、信頼を回復できるかどうかは別です。すぐに以前のような関係へ戻れるとは限りません。

まとめ|離婚しない選択と、夫を許すことは別だった

Tさんは、スマホの扱いが変わったことやホテルのカードキーを見つけたことから、夫の行動を確認したいと考えました。カードキー自体では利用日や同行者まで特定できず、調査で確認できた事実と分けて考える必要がありました。

離婚を前提にした相談ではなく、夫婦関係を続けられるか判断するために探偵の調査を依頼しました。

調査は初回75万円で決定的な事実まで確認できず、追加調査を含めて約165万円かかりました。費用を負担したことと、結果を受け止められるかどうかは別の問題でした。

報告書には夫と高校の同級生女性がラブホテルに出入りする様子が記録されていました。夫も不倫を認めましたが、それで即座に離婚を決めたわけではありません。

Tさんは夫との関係を続ける道を選び、相手女性とは350万円で和解しました。和解金額は、そのまま支払済みの金額を意味しません。離婚しない場合に同じ条件で合意できるとも限りません。

調査の結果だけで気持ちの整理がついたわけではなく、費用の負担や夫への不信感は残りました。Tさんにとっては、事実を確認することと、その後の夫婦関係を考えることが別々の課題だったのです。

スマホの扱いが変わった、外出が増えたという違和感だけで、不倫だと決めつける必要はありません。まずは自分が確認できた出来事を整理してみてください。

調査を検討するときは、何を確認したいのか、いくらまで費用をかけられるのか、結果が出なかった場合はどうするかも含めて考えることが大切です。

同窓会での再会後に夫の行動が変わった別のケースは、同窓会をきっかけとする不倫を調査した妻の体験談で紹介しています。慰謝料の金額や話し合いの結果は、そのまま自分のケースに当てはまるものではありません。

関係を続けるか迷っている方は、浮気発覚後に関係を続ける前の確認事項もご確認ください。調査を検討する場合は、浮気調査の費用と見積もりの見方で、調査範囲と総額を確認できます。

※慰謝料の請求可否や金額は、婚姻関係や不貞の事情、証拠、合意内容などにより異なります。離婚しない場合も含め、350万円を受け取れることを保証するものではありません。参考:法テラス「家事:婚約、結婚、離婚」。また、探偵調査は望む結果が得られなくても費用が発生する場合があります。国民生活センター「探偵調査と返金」も確認してください。

この体験談に近い状況で悩んでいる方へ

ここまで読んで、「自分の状況と似ている」と感じた部分があったかもしれません。

ただし、帰宅時間やスマホの扱い、態度などに同じ変化があっても、パートナーが浮気しているとは限りません。

まずは、体験談の内容と自分の状況を重ねすぎず、実際に確認できたことと、自分が想像していることを分けてみましょう。

まだ浮気か分からず、相談するか迷っている

気になる出来事が一度だけの場合や、具体的な事実を整理できていない場合は、すぐに結論を出す必要はありません。

いつ、何が、以前と比べてどのように変わったのかを記録することで、一時的な変化なのか、同じ傾向が続いているのかを振り返りやすくなります。

また、自分だけでは事実を確認できない、怪しい曜日や時間がある程度分かっているという場合は、探偵への相談を検討できます。

相談と調査契約は別です。説明や見積もりを聞いたうえで、今は依頼しないと判断することもできます。

→探偵へ相談する前に今の状況を整理する

調査費用が気になっている

浮気調査の費用は、調査員の人数、調査時間、移動方法、調査する地域などによって変わります。

怪しい日時を絞れている場合と、行動日が分からない場合では、必要な期間や料金も異なります。

→ケース別に浮気調査の費用を確認する

探偵社をどう選べばよいか分からない

探偵社を比較するときは、広告に掲載された最低料金だけでなく、追加費用を含む最大総額、成功条件、解約条件、調査報告書などを確認します。

複数社へ同じ条件を伝え、調査方法と見積もりを比較してから判断しましょう。

→後悔しない探偵社の選び方を見る

慰謝料請求や離婚を考えている

すでに一定の証拠があり、慰謝料請求や離婚条件について考えている場合は、弁護士への相談が必要になることがあります。

まだ証拠がない場合と、すでに証拠を持っている場合では、探偵と弁護士へ相談する順番も変わります。

→探偵と弁護士のどちらに相談するべきか確認する

自分だけでは判断できないときは

まだ依頼するか決めていなくても、現在分かっている情報をもとに、調査が可能か、どの程度の費用がかかるかを相談できます。

※相談料、匿名相談の可否、紹介後の対応など、サービスの利用条件をご確認ください。

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サイト監修者
伊藤 計樹
伊藤 計樹
株式会社フリースタイル代表取締役
全国各地に展開する総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役。 https://tantei-soudan.co.jp 名古屋市の大学法学部を卒業後2008年から探偵業界に入って以降、6000件以上の調査案件を担当すると共に2015年には行政書士の資格を取得して調査後の書面作成などのアフターサポートも担当。 所有資格/行政書士「日本行政書士連合会第17190812号」、上級心理カウンセラー、行動心理士
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