夫が取引先のOLと不倫。探偵に浮気調査依頼しラブホに入っていく証拠を入手。慰謝料280万円を獲得し、再構築する体験談【33代/女性/福祉勤務】
結婚生活の中での違和感
山田さん、本日はお辛い経験をお話しいただき、ありがとうございます。
まず、旦那様(啓太さん)との出会いからご結婚に至るまでのことをお聞かせいただけますか?
こちらこそ、よろしくお願いします。夫の啓太とは、友人の紹介で知り合いました。
彼は当時、地元の建築会社で営業として働いていて、真面目で穏やかな性格に惹かれ、交際を始めました。
私が福祉の仕事をしていることも、とても理解して応援してくれていましたね。
30歳になる前に結婚し、お互い忙しい仕事ではありましたが、協力し合って生活していました。
結婚生活は、初めの頃は本当に幸せでした。
啓太は家事にも協力的で、週末は二人でゆっくり過ごしたり、私が夜勤の時は必ず連絡をくれたり。
将来的には子どもも欲しいねと話し合い、夫婦で貯金を頑張っていました。
私の仕事柄、利用者さんの問題で悩むことも多いのですが、いつも啓太が優しく話を聞いてくれるので、彼が私の心の支えでした。
周りからも「理想的な共働き夫婦だね」と言われることが多く、私たち自身もそう信じて疑いませんでした。
まさか、その信頼関係が崩れてしまうなんて、夢にも思っていませんでした。
あの頃の平穏な日々が、今の再構築への原動力になっているのかもしれません。
理想的な結婚生活から、旦那様(啓太さん)にどのような変化が現れ始めたのでしょうか?
変化を感じ始めたのは、結婚して約3年が経った頃です。一番顕著だったのは、コミュニケーションの質の変化でした。
以前は私の仕事の話にも真剣に耳を傾けてくれたのに、私が話し始めてもすぐにスマホを触り始めたり、「疲れているから」と早めに寝室に行ってしまうことが増えました。
そして、突然ファッションに気を遣い始めたことも気になりましたね。
今まで無頓着だったのに、高価なブランドの香水を使い始めたり、新しいスーツやネクタイを買い足したり。
決定的な違和感は、スマートフォンの扱いでした。
お風呂やトイレにまでスマホを持ち込むようになり、以前は共有していたロック解除のパスコードも、いつの間にか変更されていました。
私が「誰かと連絡取ってるの?」と尋ねると、「会社の機密情報が入ってるから」と冷たくあしらわれ、それ以上追及できませんでした。
また、私の夜勤や休日出勤に合わせて、啓太が「飲み会」や「出張」と称して家を空けることが急に増えました。
そのたびに私の心には、彼の行動に対する大きな疑問と、得体の知れない不安が広がっていきました。
その違和感を無視してはいけない、と感じ始めたんです。
探偵への浮気調査を決めたきっかけ
不安や違和感を抱えながら、探偵への依頼を決断されたのは、どのようなきっかけがあったからでしょうか?
自分で確信を得るための行動を起こしたのは、ある日、啓太が洗濯に出したスラックスのポケットから、見慣れないホテルのアメニティの小さな石鹸が出てきた時です。
啓太の会社は出張が多いわけではありませんし、もし出張だとしても、こんな小さな石鹸をポケットに入れたままにするのは不自然すぎました。
その石鹸を握りしめた時、頭の中が真っ白になり、吐き気を覚えました。
また、彼の仕事用のカレンダーをこっそり見たところ、以前から「〇〇さんと会う」と書かれていた日に、不規則なハートマークが書き加えられているのを見つけてしまったんです。
もう、言い逃れできない状況だと悟りました。感情的になって問い詰めても、嘘で誤魔化されて終わるだけだ。
私は啓太との結婚生活を本気でやり直したい(再構築したい)と考えていたので、そのために必要なのは、彼を追い詰めることではなく、事実を明確に知ることだと考えました。
再構築のためにも、不倫相手にきちんと責任を取らせるためにも、法的に有効な証拠が必要だと判断し、プロの探偵に依頼することを決意しました。
再構築を希望する上で、探偵事務所を選ぶ際に特に重視された点は何でしょうか?
私は離婚ではなく、夫婦関係の再構築を強く望んでいたため、探偵事務所を選ぶ際に重視したのは以下の3点です。
- 離婚だけでなく再構築の相談にも対応しているか:証拠取得後の夫婦カウンセリングや、弁護士との連携に強い事務所であること。
- 女性スタッフが在籍しているか:夫の不倫というデリケートな問題を、同じ女性として親身になって聞いてくれる相談員がいるかどうか。
- 証拠の質の高さと費用対効果:裁判で通用する報告書を作成できる実績があり、無駄な調査をしない明確な料金体系であること。
複数の事務所に電話相談をした結果、女性の相談員が多く在籍し、再構築サポートにも力を入れている事務所に決めました。
担当してくださった女性相談員の方が、私の「許せないけれど、やり直したい」という複雑な気持ちに寄り添いながら、冷静に調査の必要性を説明してくれたのが決め手となりました。
費用が高いだけの怪しい事務所は避け、実績とサポート体制で判断しました。
具体的な調査費用についてお聞かせいただけますか?
調査にかかった費用は、決して安くはありませんでしたが、再構築のための必要経費だと考えています。
私は正社員で働いていますが、高額なローンを組むのは避けたいと相談したところ、私の希望に合わせて無駄を省いた「ターゲット特定集中パック」を提案していただきました。
- 着手金(調査員2名・30時間): 55万円
- 車両費・諸経費: 3万円
- 成功報酬: 30万円(決定的な証拠が撮れたため発生)
合計で88万円かかりました。
当初は、88万円という金額に一瞬ためらいましたが、担当の方から
「この証拠で不倫相手に慰謝料請求すれば、費用を回収できます。再構築の第一歩として、明確な線引きをするために必要です」
とアドバイスをいただき、決断しました。
結果的に、この費用で得られた証拠は、私を不安から解放し、夫婦の未来を取り戻すための絶対的な武器となりましたので、妥当な投資だったと納得しています。
調査の結果、旦那様の不倫相手や具体的な行動は明らかになりましたか?
はい、調査は迅速で、わずか数日で真実が判明しました。
啓太は、会社関係の飲み会と嘘をついて出かけた平日の夜、都心の駅で不倫相手の女性と合流していました。
相手は、啓太の会社の取引先のOL、20代後半の女性でした。
報告書には、啓太と不倫相手が親密な様子で手をつないでラブホテルに入っていく写真、約2時間半後に二人で出てくるところ、そして二人がキスをしている写真まで、すべての日時と場所と共に詳細に記録されていました。
夫が出張と偽っていた日や、私が夜勤で不在だった日にも密会を重ねていたことが判明し、裏切りの大きさに愕然としました。
しかし、この報告書があったことで、私は感情的になって泣き叫ぶのではなく、「これ以上の言い訳は通用しない」と冷静に夫と向き合う準備ができたのです。
証拠は、悲しい事実ですが、私を疑心暗鬼の地獄から救い出してくれました。
調査結果とその後
決定的な証拠を突きつけた時、旦那様(啓太さん)はどのような反応を示されましたか?
再構築を望む山田さんにとって、その時の彼の反応は重要だったと思いますが。
証拠を突きつけたのは、私と啓太、そして私の弁護士の三者で話し合いの場を持った時です。
私が探偵の報告書を広げると、啓太は一瞬、全てを否定しようと「これは何かの間違いだ」と言いかけました。
しかし、報告書の詳細な内容、特にラブホテルに入っていく二人の鮮明な写真を見た瞬間、彼は完全に言葉を失いました。
弁護士の先生が「これは不貞行為の動かしがたい証拠です。言い逃れはできません」
と冷静に伝えると、啓太は力なくうなだれ、顔を手で覆って泣き崩れました。
その涙を見て、私も心が痛みましたが、彼に反省の態度があるかを見極めることが大切でした。
彼は泣きながら「本当にごめんなさい。魔が差した。奈緒との結婚生活は失いたくない」と、私に何度も謝罪し、再構築を強く望む意思を示しました。
この心からの謝罪と、証拠による完全な降伏があったからこそ、私も再構築に向けて歩み出す決意を固めることができました。
再構築を選ばれた上で、不倫相手への慰謝料請求はどのように進められたのでしょうか?
具体的な金額もお聞かせください。
再構築を決めたとはいえ、不倫相手のに対しては、私たちが負った精神的苦痛と、夫婦関係を壊しかけた責任を取らせる必要があると考えました。
これは、啓太自身にも不倫の重さを理解させるためでもあります。
弁護士を通じて、 不倫相手に対し、慰謝料350万円を請求する内容証明を送付しました。
不倫相手は当初、減額を要求したり、責任逃れをしようと抵抗してきました。
しかし、探偵の報告書という強力な証拠と、裁判になればさらに不利になるという弁護士の冷静な説得により、最終的に和解に応じました。
結果として、不倫相手からは、慰謝料として280万円を一括で支払ってもらうことで合意しました。
慰謝料請求の条件として、「今後一切、啓太との接触を禁止すること」を誓約書に盛り込んでもらいました。
この280万円は、調査費用(88万円)を大きく上回り、私の精神的苦痛に対する賠償として受け取りました。
この慰謝料の獲得は、私たち夫婦が過去にきっぱりと区切りをつけ、再構築の費用を捻出するための、非常に重要なステップとなりました。
この辛い経験を通じて、山田さんが最も学んだことは何でしょうか?
最も学んだのは、「真実を知ることの力」です。
不倫の疑いを抱えている間は、不安や恐怖、怒りといった感情に支配され、夜も眠れない日々が続きました。
しかし、探偵に依頼し、動かしがたい証拠という事実を手に入れたことで、私は感情の奴隷から解放され、冷静な判断ができるようになりました。
もし証拠がなければ、啓太の言い訳に引きずられ、再構築どころか、疑心暗鬼のまま別れてしまっていたかもしれません。
また、「女性は、自分の心の安定と権利を守るための行動を恐れてはいけない」ということも強く学びました。
女性の相談員さんが私の心に寄り添いながら、プロとして最善の行動を導いてくれたおかげで、私は被害者で終わらず、慰謝料を獲得し、夫婦の再構築という望む未来を手に入れることができました。
この経験は、私たち夫婦にとって、関係を見つめ直すための、非常に高額で辛い「授業料」だったと思っています。
浮気・不倫に悩んでいる方へ
最後に、今、同じように配偶者の浮気や不倫で悩み、再構築か離婚か迷っている方々へ、山田さんからメッセージをお願いします。
夫や妻の不倫で悩んでいるあなたへ。その不安や辛さは、私も経験したので痛いほど分かります。
どうか、一人で抱え込んだり、感情的に相手を問い詰めて証拠を隠滅されるような行動は避けてください。
あなたが夫婦の再構築を望むなら、まず不倫相手にきちんと責任を取らせ、二度と関係を持たせないための明確な証拠が必要です。
離婚を選ぶにしても、慰謝料を取るための強力な武器が必要です。
私自身、探偵への依頼は勇気のいることでしたが、あの時一歩踏み出したからこそ、真実を知り、不倫相手から高額な慰謝料を獲得し、夫と新たな信頼関係を築き直すことができました。
あなたが今後、どのような未来を選びたいとしても、その未来への切符は、探偵が掴んでくれる動かしがたい証拠が握っています。
あなたの心の安定と権利を守るために、まずは信頼できる探偵事務所の無料相談の扉を叩いてみてください。一歩踏み出すことで、必ず道は開けます。
まとめ
30代福祉施設勤務の山田奈緒さんは、夫・啓太さんの不自然な服装の変化やスマホの扱いから不倫を疑い、ポケットから発見したホテルの石鹸をきっかけに、探偵事務所に調査を依頼しました。
88万円の費用をかけ、夫と取引先の不倫相手とのラブホテルへの出入り写真など、決定的な不貞行為の証拠を獲得。証拠を突きつけられた夫は心から反省し、山田さんは夫婦関係の再構築を決意しました。
再構築を選んだ上で、不倫相手に対しては弁護士を通じて慰謝料を請求。強力な証拠を背景に交渉を進めた結果、慰謝料280万円を一括で獲得しました。
この慰謝料は、調査費用を大きく上回り、山田さんの精神的苦痛への賠償と、夫婦の新しいスタートのための資金となりました。
また、不倫相手に責任を取らせたことで、夫にも不倫の代償の重さを理解させ、再構築への本気度を試すことができました。
山田さんはこの経験から、「感情より事実の明確化が大切であること」「再構築のためにも証拠は必要不可欠であること」を学びました。
今、夫婦の危機に直面している方は、感情に流される前に、まずは信頼できる探偵に相談し、ご自身の権利と未来を守るための事実(証拠)を手に入れることが、問題解決への最速かつ確実な道となります。
