サレ妻の体験談
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夫が新しい香水を使う金曜日だけ帰宅が遅い|35歳妻の浮気調査体験談

探偵ナビゲーター編集部
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この記事は専門家が監修しています
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監修者
伊藤 計樹
総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役
行政書士(日本行政書士会連合会 登録番号 第17190812号)
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全国各地に展開する総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役。 https://tantei-soudan.co.jp 名古屋市の大学法学部を卒業後2008年から探偵業界に入って以降、6000件以上の調査案件を担当すると共に2015年には行政書士の資格を取得して調査後の書面作成などのアフターサポートも担当。 所有資格/行政書士「日本行政書士連合会第17190812号」、上級心理カウンセラー、行動心理士

監修:探偵ナビゲーターの公開記事は、探偵業務・調査実務に携わる専門家による監修を受けています。

執筆・編集:探偵ナビゲーター編集部

体験談形式の記事には、編集部が再構成したケースストーリーが含まれます。監修は登場人物や出来事の実在性を保証するものではありません。また、記事は個別の法律問題に対する法的助言を提供するものではありません。

夫が新しい香水を使うようになり、その香りがする金曜日だけ帰宅が遅くなった35歳妻の体験談です。

相談者のMさんは、香水を使い始めたことだけで夫の浮気を疑ったわけではありませんでした。営業職として身だしなみに気を配るようになった可能性もあり、香りからは、誰とどこで過ごしていたのかまでは分からないからです。

それでも、夕食を一緒に取る日が減ったこと、帰宅予定についての説明が変わったこと、特定の金曜日だけ香水を使うことが重なりました。

Mさんは夫のスマホや持ち物を調べず、本人から聞いた予定と帰宅時刻を記録しました。探偵2社の調査方法と見積もりを比較して約48万円の調査を依頼し、夫と女性の行動を確認したあとも、すぐには離婚を選びませんでした。

4か月の別居を経て、夫婦関係を続けると決めるまでを振り返ります。

この体験談でわかること
  • 夫が新しい香水を使い始めたときの受け止め方
  • 香水を使う日と帰宅時刻を分けて記録した方法
  • 特定の金曜日に絞って浮気調査を依頼した流れ
  • 調査員の人数や延長条件を比較した経緯
  • 調査後すぐに離婚せず、別居期間を設けた理由
  • 夫婦関係を続ける場合にも残った不安
  • 年代:当時35歳
  • 性別:女性
  • 職業:専業主婦
  • 地域:埼玉県さいたま市
  • 家族構成:37歳の夫、5歳の娘
  • 主な違和感:会話の減少、金曜日の帰宅時刻、新しい香水
  • 具体的なきっかけ:夫が香水を使った日の外出予定について説明を変えたこと
  • 相談段階:探偵へ調査を依頼後、弁護士と夫婦カウンセラーへ相談
  • 結末:4か月の別居を経て、婚姻関係を継続
Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

夫の仕事の話を聞きながら、家族3人で夕食を取っていた

当時のご家族と、普段の生活について教えてください。

当時、私は35歳で、37歳の夫と5歳の娘の3人で暮らしていました。

夫は住宅設備を扱う会社で法人営業をしていました。私は娘を出産するまで一般事務の仕事をしていましたが、夫の転勤と出産が重なったこともあり、退職して育児に専念していました。

夫とは友人の結婚式で知り合い、3年ほど交際して結婚しました。結婚して8年目でした。

夫の帰宅は、普段なら午後7時半頃です。私と娘は先に食事を始めることもありましたが、できるだけ3人で食卓を囲んでいました。

夫は食事をしながら、取引先であったことや、後輩が仕事を覚えてきたことを話していました。私は会社の人を直接知りません。それでも、何度も名前を聞くうちに、誰がどの部署にいるのか少しずつ分かるようになっていました。

娘が保育園で覚えた歌を披露し、夫が途中から一緒に歌う。何か特別なことをしていたわけではありませんが、そういう夕食が家族の時間になっていました。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

以前から、夫婦関係に問題を感じていましたか。

大きな問題があるとは思っていませんでした。

娘が生まれてからは、夫婦二人で出かけることが減りました。私も娘の予定を優先し、夫へ仕事や体調について細かく聞かなくなっていたと思います。

夫から「最近は二人で話す時間がないね」と言われたこともありました。そのときは、娘がもう少し大きくなれば時間を作れるだろうと考えていました。

喧嘩が多かったわけでも、離婚の話が出ていたわけでもありませんでした。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

帰宅した夫が、食卓より先にスマホを見るようになった

最初に変化を感じたのは、どのようなことでしたか。

夫が夕食の席で仕事の話をしなくなったことです。

最初は、営業チームの責任者になったばかりで疲れているのだと思いました。帰宅しても返事が短く、食事中にスマホを見ることが増えましたが、仕事の連絡が続いていると聞いていました。

それまでの夫は、帰宅が遅くなるときも、午後6時頃までには「今日は8時を過ぎる」と連絡をくれていました。

ところが、午後8時を過ぎてから「夕食はいらない」とメッセージが届く日が出てきました。私が理由を尋ねても、「取引先と一緒」「まだ分からない」とだけ返ってきます。

遅くなるのは毎週ではなく、月に2回ほどでした。忙しい時期なら、それくらいはあるのかもしれません。

帰宅時刻だけで浮気を考えることはありませんでした。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

会話が減ったことについて、ご主人へ聞きましたか。

一度、「最近、仕事が大変なの」と聞きました。

夫は「役職が変わって、家でも頭が仕事から切り替わらない」と答えました。その説明には納得できる部分がありました。

疲れている人へ何度も話しかけるのもよくないと思い、私は夕食を温めて出したあと、娘の寝かしつけを優先するようになりました。

夫に気を使って距離を取ったつもりでしたが、結果として、夫婦で話す時間はさらに少なくなっていきました。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

洗面台に、見覚えのない香水が置かれていた

新しい香水に気づいたときのことを教えてください。

平日の朝、娘の歯を磨くために洗面所へ行ったときです。

夫の整髪料の横に、濃い青色の小さな瓶が置かれていました。ふたを開けなくても、柑橘系に木のような香りが混ざった匂いがしました。

夫は、それまで香水を使う人ではありませんでした。制汗剤や整髪料は使っていましたが、香りが残る物は苦手だと話していたくらいです。

娘が夫へ「パパ、今日はお店みたいな匂いがする」と言いました。

夫は笑って、「営業だから、少しは身だしなみに気をつけないとね」と答えました。

私が「自分で買ったの」と聞くと、夫は「後輩にすすめられて、仕事帰りに買った」と話しました。

特に隠している様子はありませんでした。洗面台に置いたままにしていたこともあり、その時点では深く考えませんでした。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

香水を使い始めたこと自体が、疑いにつながったのでしょうか。

香水だけなら、つながらなかったと思います。

責任者になって取引先と会う機会が増えたなら、以前より服装や匂いに気を配ることもあります。年齢を重ねて、本人の好みが変わった可能性もあります。

気になったのは、夫が毎日その香水を使うわけではなかったことです。

主に金曜日、それも帰宅が遅くなる日に使っていました。香水をつけた朝に限って、「今日は夕食がいらないかもしれない」と言われることが続きました。

それでも、香水を使った日だけを拾い上げれば、何でも怪しく見えてしまいます。

私はすぐに夫へ問い詰めず、もう少し普段の生活との違いを見ることにしました。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

香水を使った日と、本人から聞いた予定をカレンダーへ残した

その後は、どのように状況を整理しましたか。

キッチンのカレンダーへ、夫から聞いた予定と帰宅時刻を書くようにしました。

記録したのは、夫が家を出た時刻、香水を使っていたか、夕食が必要だと話していたか、帰宅時刻、本人から聞いた行き先です。

香水については、私が朝に同じ洗面所を使い、夫から香りがした日にだけ印をつけました。夫のバッグを開けたり、衣服の匂いを調べたりしたわけではありません。

約7週間記録すると、夫の帰宅が午後10時を過ぎた金曜日が4回ありました。そのうち3回は、朝に香水を使っていました。

それ以外の日にも香水を使ったことはありましたし、香水を使っても早く帰ってきた日が1回あります。

そのため、「香水を使った日は女性と会っている」とまでは考えませんでした。

分かったのは、特定の金曜日に、香水、夕食がいらないという連絡、帰宅の遅れが重なる傾向があるということだけです。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

夫のスマホを確認しようとは思いませんでしたか。

何度も考えました。

入浴中にスマホがリビングへ置かれていることもありました。でも、ロックを解除できたとしても、どこまで見ればよいのか分かりません。

何も見つからなければ安心できるのか、何か見つかったらその場で冷静に行動できるのか。どちらにも自信がありませんでした。

位置情報を確認するアプリや、自分で尾行する方法を検索したこともあります。しかし、娘を連れて夫の後を追うことはできませんし、誰かへ預けて尾行することにも無理があります。

私は、自分が日常生活の中で確認できた内容だけを残しました。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

香りと帰宅時刻の変化が重なっている方へ

香水や衣服に残った匂いだけでは、誰とどこで過ごしていたのかまでは分かりません。

本人から聞いた予定、外出日、帰宅時刻などと分けて記録すると、一度だけの変化なのか、一定の傾向があるのかを確認しやすくなります。

→探偵へ相談する前に、今の状況を整理する

「支店会議」と聞いた金曜日が、「取引先との食事」に変わった

探偵への相談を考えた直接のきっかけは何でしたか。

翌週の金曜日について、夫の説明が変わったことです。

最初に予定を聞いたとき、夫は「支店の会議があるから遅くなる」と話していました。

前日の夜、夕食が必要か確認すると、今度は「取引先と食事をするから、いらない」と答えました。

私が「会議じゃなかったの」と尋ねると、「会議のあとに食事が入っただけだ」と言われました。

そういう変更は実際にあると思います。ただ、誰とどこへ行くのか聞くと、「まだ決まっていない」と機嫌を悪くしました。

翌朝、夫は例の香水を使いました。

香水を使ったことよりも、予定について普通に話せなくなっていることが気になりました。

私は、このまま毎週金曜日を疑って暮らすより、外出先を一度確認した方がよいのではないかと考えました。

Mさん(30代/さいたま市)
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調査日を一日に絞り、探偵2社の説明を比べた

探偵事務所へは、どのように相談しましたか。

インターネットで探した2社へ相談しました。

どちらにも、香水を使い始めたことだけでなく、7週間分の記録を見せました。帰宅が遅くなった金曜日、夫から聞いた予定、説明が変わった日のことを伝えました。

最初に相談した事業者からは、行動日を確実に押さえるため、複数日のパックを提案されました。

もう1社からは、夫が早い段階から予定を話していた金曜日に絞り、勤務先を出るところから調査する方法を提案されました。結果が得られなかった場合は、あらためて追加調査を考える内容です。

料金だけを見れば、どちらが安いのかすぐには判断できませんでした。そこで、次の項目を同じ条件で確認しました。

  • 調査員は何人になるのか
  • 調査開始地点は自宅か勤務先か
  • 電車移動になった場合の対応
  • 対象者を見失った場合の料金
  • 予定時間を超えた場合の延長料金
  • 延長前に連絡を受けられるか
  • 交通費や報告書作成費を含めた最大総額
  • 調査を中止・延期する場合の条件

最終的には、調査日を一日に絞り、延長する場合は私の了承を取る事業者へ依頼しました。

契約時には、基本料金だけでなく、支払う可能性がある上限も書面で確認しました。

→後悔しない探偵社の選び方を見る

Mさん(30代/さいたま市)
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1日の調査で、夫と1人の女性の行動が記録された

調査当日は、どのような行動が確認されたのでしょうか。

夫は朝、「会議のあと、取引先と食事をしてくる」と言って家を出ました。

調査は、夫の勤務先付近から始まりました。

報告書によると、夫は午後6時過ぎに会社を出て、電車で大宮駅へ移動しました。駅近くで一人の女性と待ち合わせ、二人で飲食店へ入っています。

食事を終えたあと、二人は少し歩き、近くの宿泊施設へ入りました。約2時間後、同じ出入口から二人が出てきたところまで記録されていました。

報告書には、夫が会社を出た時刻、女性と待ち合わせた場所、立ち寄った飲食店、宿泊施設へ入った時刻と出た時刻が、写真とともにまとめられていました。

一方、二人の会話や施設内での出来事までは記録されていませんでした。女性の氏名や勤務先、夫といつ知り合ったのかも、その日の行動調査だけでは分かりません。

写真を見たとき、最初に思い出したのは香水の瓶でした。

香り自体が何かを証明したわけではありません。それでも、私が何度も「仕事だから」と考え直していた金曜日に、夫が実際には別の行動を取っていたことが分かりました。

Mさん(30代/さいたま市)
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調査費用はいくらでしたか。

当初は調査員2人で7時間を予定していました。

宿泊施設から出るところまで確認するため、途中で連絡を受け、2時間の延長を了承しました。調査員の費用、交通費、延長料金、報告書作成費を含め、最終的な支払額は約48万円でした。

私にとって、簡単に支払える金額ではありません。

結婚前から残していた自分名義の預金を使いましたが、娘の生活費や急な医療費に必要なお金は残しました。

慰謝料を受け取れば戻ってくると考えて契約したわけでもありません。調査で期待する結果が得られなかった場合にも支払えるかを確認してから依頼しました。

→浮気調査の費用と期間をケース別に確認する

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

夫へ報告書を見せる前に、弁護士へ相談した

報告書を受け取ったあと、すぐに夫へ確認しましたか。

先に弁護士へ相談しました。

私は離婚すると決めていませんでした。ただ、夫へ報告書を見せたあとに何が起こるのか、どのような選択肢があるのかを知っておきたかったんです。

弁護士からは、報告書があっても、慰謝料請求の可否や金額が自動的に決まるわけではないと説明されました。

二人の行動、夫婦関係の状況、女性が夫の婚姻を知っていたかなど、個別の事情を確認する必要があります。

離婚を選ばない場合でも、今後の生活や約束について夫と話し合うことはできると聞きました。

私は、夫へ何を確認したいのかを紙に書きました。

知りたかったのは、女性が誰なのか、いつから会っていたのか、夫が今後どうしたいのかという3点です。

→探偵と弁護士のどちらに相談するか確認する

Mさん(30代/さいたま市)
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香水は、女性と買い物をしたときに選んだものだった

ご主人とは、どのように話しましたか。

娘が私の両親の家へ泊まる日に、夫と二人で話しました。

報告書をテーブルへ置き、女性について説明してほしいと伝えました。

夫は最初、「以前の仕事仲間で、相談に乗っていただけだ」と話しました。宿泊施設の写真について尋ねると、「少し休んだだけだ」と答えました。

私は言い争うのではなく、先ほど決めていた3点について順番に聞きました。

夫はしばらく黙ったあと、女性は以前同じ部署で働いていた元同僚だと話しました。仕事上の相談をきっかけに二人で会うようになり、関係は5か月ほど続いていたと認めました。

女性には、夫が結婚して娘がいることも伝えていたそうです。

香水は、女性と買い物をしたときにすすめられ、一緒に選んだ物でした。

夫は「家庭を壊すつもりはなかった」「離婚したいと思ったことはない」と話しました。

その言葉を聞いても、安心はできませんでした。

夫が家庭を離れるつもりだったかどうかと、私が夫婦関係を続けられるかどうかは、同じ問題ではないと思ったからです。

Mさん(30代/さいたま市)
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離婚を決める前に、4か月だけ別々に暮らした

その場で離婚を決めなかったのでしょうか。

決められませんでした。

夫への怒りはありました。一方で、8年間の結婚生活と、娘の生活をその日のうちに変えることにも迷いがありました。

私は夫へ、しばらく家を出てほしいと伝えました。夫は勤務先へ通える場所に短期間の部屋を借り、私は娘と自宅に残りました。

娘には詳しい理由を話さず、「お父さんとお母さんは、大人同士の話をするために少し別々に暮らす」と伝えました。

別居中、私は離婚した場合の生活を具体的に考えました。

以前働いていた会社の知人へ連絡し、週に数日から始められる事務の仕事を紹介してもらいました。自分の収入、家賃、娘の保育料や生活費を紙に書き出しました。

夫と関係を続けたいから離婚しないのか、経済的な不安だけで離婚を避けようとしているのか、自分でも分からなくなる日がありました。

そのため、夫婦カウンセラーにも相談しました。

カウンセラーから答えを決めてもらうのではなく、私は何に傷つき、夫へ何を求めているのかを整理するためでした。途中からは夫も同席しました。

夫婦関係を続けるか迷っている場合には、カウンセリングのほか、家庭裁判所の夫婦関係調整調停で、関係の回復に向けた話し合いを行う方法もあります。

→夫婦関係調整調停(円満)の手続きを確認する(裁判所)

Mさん(30代/さいたま市)
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婚姻関係を続けても、以前と同じ夫婦には戻らなかった

最終的に、どのような結論を出しましたか。

別居から4か月後、夫は自宅へ戻りました。

私は夫の行動を許したから戻ってもらったわけではありません。すぐに離婚するのではなく、もう一度一緒に生活しながら判断したいと考えました。

夫とは、帰宅が遅くなる場合の連絡方法、休日の予定、娘に関する役割を話し合いました。

スマホをいつでも見せるといった約束は作りませんでした。夫の行動をすべて確認する生活を続ければ、私自身が疲れ切ってしまうと思ったからです。

夫が女性との連絡を終えたと話しても、それを完全に信じられるようになったわけではありません。

帰宅予定より30分遅いだけで不安になる日があります。街ですれ違った人から似た香水の匂いがすると、当時の金曜日を思い出すこともあります。

夫は、あの香水を使わなくなりました。

以前のように夫の仕事の話を自然に聞ける日もあれば、何を聞いても疑ってしまう日もあります。

夫婦関係を続けると決めたことで、問題が解決したわけではありません。

離婚しなかったというより、離婚するかどうかを急いで決めず、今も判断を続けているという感覚に近いです。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

調査を依頼したことを、現在はどのように考えていますか。

調査を依頼したことで、離婚するべきか、夫婦関係を続けるべきかという答えが出たわけではありません。

分かったのは、夫が私に話していた予定と、実際の行動が異なっていたことです。

事実が分かったあとは、その事実を受け止めて、自分がどのような生活を選ぶかを考える必要がありました。そちらの方が、調査を決めることより時間がかかりました。

約48万円は大きな負担でしたし、誰にでも同じ選択をすすめたいとは思いません。

それでも私の場合は、香水の匂いや帰宅時刻を一人で考え続ける状態から、確認できた事実をもとに夫と話す段階へ進むための調査でした。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

似た状況で悩んでいる方へ、伝えたいことはありますか。

パートナーが急に香水を使い始めても、それだけで浮気とは判断できません。

仕事、身だしなみ、本人の好みの変化など、別の理由もあります。誰かからすすめられた香水だったとしても、それだけでその人との関係まで決めることはできません。

一方で、香水を使う日と帰宅が遅い日が重なり、外出についての説明が変わるなど、不安が続く場合は、確認できた出来事を日付ごとに整理してみてください。

私は記録したことで調査日を一日に絞れましたが、同じ日に期待した行動が確認されるとは限りません。

相談した時点で依頼しない選択もできます。調査を行う場合は、結果が出なかった場合にも支払える費用なのかを考える必要があります。

また、事実が確認されたあとに離婚するか、別居するか、夫婦関係を続けるかは別の判断です。

何を確認したいのかだけでなく、確認したあとに守りたい生活や関係についても考えておくことが大切だと思います。

Mさん(30代/さいたま市)
Mさん(30代/さいたま市)

よくある質問

夫が新しい香水を使い始めたら、浮気の証拠になりますか?

香水を使い始めたという事実だけでは、浮気の証拠にはなりません。
仕事上の身だしなみ、本人の好み、プレゼントなど、さまざまな可能性があります。香水からは、誰と会ったのか、どこへ行ったのか、どのような関係があるのかまでは分かりません。
この体験談では、香水だけで判断せず、夫から聞いた予定、帰宅時刻、説明の変化を分けて記録しました。

香水を使う日が気になる場合、何を記録すればよいですか?

日付、外出予定、出発時刻、帰宅時刻、本人から聞いた説明など、自分が普段の生活の中で確認できた内容を残します。
香水を使っていたか記録する場合も、「女性と会うために使った」といった推測とは分けてください。
配偶者のバッグやスマホを無断で調べたり、位置情報を追跡したりすることは、別のトラブルにつながる場合があります。どこまで確認してよいか迷うときは、操作する前に弁護士などへ相談しましょう。

一日だけの浮気調査でも、行動を確認できますか?

一日の調査で、対象者の外出先や会っている人物が確認される場合はあります。
ただし、その日に予定が変更されたり、対象者を途中で見失ったりして、期待した結果が得られない可能性もあります。
外出日の傾向を整理したうえで、調査を開始する場所、予定時間、延長条件、何も確認できなかった場合の料金を探偵事務所へ確認してください。

探偵事務所を比較するときは、何を確認すればよいですか?

広告に表示された最低料金だけでなく、調査員の人数、調査時間、交通費や車両費、延長料金、報告書作成費、キャンセル料などを確認します。
成功報酬型の場合は、何をもって成功とするのか、結果が得られなかった場合にも基本料金や実費が発生するのかを、契約書で確認してください。
警察庁は、探偵業者に契約前の重要事項説明書と、契約後の契約内容を明らかにする書面の交付を義務づけています。
→探偵業の契約に関する説明を確認する(警察庁)
国民生活センターも、複数の事業者から見積もりを取り、調査方法、料金の内訳、キャンセル料などを比較するよう案内しています。
→探偵業者を選ぶ際の注意点を確認する(国民生活センター)

探偵へ支払った約48万円は、慰謝料で取り戻せますか?

慰謝料請求が認められるか、金額がいくらになるかは、夫婦関係や確認された行動など、個別の事情によって異なります。
慰謝料が認められた場合でも、調査費用と同額以上を必ず受け取れるわけではありません。調査費用そのものが、常に全額認められるとも限りません。
慰謝料請求を考えている場合は、調査報告書や確認できた資料を持って弁護士へ相談してください。

不貞が確認されても、離婚しない選択はできますか?

調査で配偶者と異性の行動が確認されても、直ちに離婚しなければならないわけではありません。
夫婦関係を続ける、一定期間別居する、カウンセリングを利用するなど、考えられる選択は家庭によって異なります。
夫婦だけで話し合うことが難しい場合や、離婚するか迷っている場合には、家庭裁判所の夫婦関係調整調停(円満)を利用する方法もあります。
→夫婦関係調整調停(円満)を確認する(裁判所)

この体験談に近い状況で悩んでいる方へ

ここまで読んで、「自分の状況と似ている」と感じた部分があったかもしれません。

ただし、帰宅時間やスマホの扱い、態度などに同じ変化があっても、パートナーが浮気しているとは限りません。

まずは、体験談の内容と自分の状況を重ねすぎず、実際に確認できたことと、自分が想像していることを分けてみましょう。

まだ浮気か分からず、相談するか迷っている

気になる出来事が一度だけの場合や、具体的な事実を整理できていない場合は、すぐに結論を出す必要はありません。

いつ、何が、以前と比べてどのように変わったのかを記録することで、一時的な変化なのか、同じ傾向が続いているのかを振り返りやすくなります。

また、自分だけでは事実を確認できない、怪しい曜日や時間がある程度分かっているという場合は、探偵への相談を検討できます。

相談と調査契約は別です。説明や見積もりを聞いたうえで、今は依頼しないと判断することもできます。

→探偵へ相談する前に今の状況を整理する

調査費用が気になっている

浮気調査の費用は、調査員の人数、調査時間、移動方法、調査する地域などによって変わります。

怪しい日時を絞れている場合と、行動日が分からない場合では、必要な期間や料金も異なります。

→ケース別に浮気調査の費用を確認する

探偵社をどう選べばよいか分からない

探偵社を比較するときは、広告に掲載された最低料金だけでなく、追加費用を含む最大総額、成功条件、解約条件、調査報告書などを確認します。

複数社へ同じ条件を伝え、調査方法と見積もりを比較してから判断しましょう。

→後悔しない探偵社の選び方を見る

慰謝料請求や離婚を考えている

すでに一定の証拠があり、慰謝料請求や離婚条件について考えている場合は、弁護士への相談が必要になることがあります。

まだ証拠がない場合と、すでに証拠を持っている場合では、探偵と弁護士へ相談する順番も変わります。

→探偵と弁護士のどちらに相談するべきか確認する

自分だけでは判断できないときは

まだ依頼するか決めていなくても、現在分かっている情報をもとに、調査が可能か、どの程度の費用がかかるかを相談できます。

※相談料、匿名相談の可否、紹介後の対応など、サービスの利用条件をご確認ください。

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サイト監修者
伊藤 計樹
伊藤 計樹
株式会社フリースタイル代表取締役
全国各地に展開する総合探偵社フリースタイルグループ代表/株式会社フリースタイル代表取締役。 https://tantei-soudan.co.jp 名古屋市の大学法学部を卒業後2008年から探偵業界に入って以降、6000件以上の調査案件を担当すると共に2015年には行政書士の資格を取得して調査後の書面作成などのアフターサポートも担当。 所有資格/行政書士「日本行政書士連合会第17190812号」、上級心理カウンセラー、行動心理士
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