夫のパパ活不倫調査料210万円と離婚。証拠と慰謝料その後の対応体験談【60代/女性/銀行員】

結婚生活の中での違和感

本日はありがとうございます。村田さん、早速ですが、ご主人の茂さんとの出会いから教えていただけますか?

はい。夫とは、私が22歳の頃、勤めていた職場の忘年会で出会いました。
夫は当時24歳で、地元の印刷会社に勤めていました。真面目で口数は少ないですが、いつも私のことを気遣ってくれる誠実な人柄に惹かれました。
当時は、「堅実な人が一番」という考えでしたから。交際期間は2年半で、25歳で結婚しました。
結婚生活は、本当に波風の立たない安定したものでした。結婚後、私はパートで飲食店で働き始め、夫は定年まで同じ会社で勤め上げました。
二人の子どもにも恵まれ、子育てが終わってからも、夫婦二人で穏やかな毎日を過ごしていました。
夫が定年退職してからは、「これからは二人でゆっくり過ごそうね」と話していたんです。
夫は退職金をもらい、私と娘夫婦で「これからの人生を楽しんでね」と旅行をプレゼントしたりもしました。
長年連れ添い、「老後は安泰」だと心から信じていました。お互いに長年の労をねぎらい、感謝し合って過ごす、そんな円満な夫婦でした。
まさか、孫もいるようなこの歳になって、夫が孫と同年代の女性と、それもお金を介した関係を持つなんて、想像すらしていませんでした。
長年築き上げた信頼が、定年後の数年で崩壊するとは思いもしませんでした。

穏やかな老後を迎えられたとのことですが、茂さんに何か変化を感じ始めたのはいつ頃からですか?

夫が定年退職してから、しばらく経った頃からです。夫が62歳、私が60歳になった頃でした。
変化は、夫が急に活動的になったことから始まりました。
以前は家でテレビを見たり、庭いじりをしたりしていたのに、「趣味を見つける」「友人と会う」と称して、頻繁に一人で外出するようになりました。

具体的に不審に思った点はありますか?

一番は、お金の使い方です。
定年退職金と年金で生活しているので、家計は私が管理していましたが、夫が急に「小遣いを増やしてほしい」「趣味の道具を買う」などと、多額の現金を要求するようになったんです。
以前は無駄遣いを嫌う人だったのに、明らかに金銭感覚が変わってしまいました。
また、身だしなみにも気を使うようになり、私が買った服ではなく、若者向けのブランドの服をこっそり買って着るようになりました。
そして何より、スマホへの執着です。
以前はガラケーを使っていたのに、急にスマホに替え、常に画面を下にして持ち歩くようになりました。
私が話しかけても、上の空で、夫婦の会話は減り、私への態度はどこかよそよそしくなりました。
長年の経験から、「これは普通の定年後の変化ではない」と直感しましたが、まさか10代の女性が相手だとは、怖くて考えられませんでした。
探偵への浮気調査を決めたきっかけ

探偵に調査依頼をすることになったきっかけは何だったのでしょうか?

夫の不審な行動と、頻繁な現金の要求に、私は不安で仕方がありませんでした。
娘にも相談しましたが、「お父さんも定年後で気が緩んだんじゃない?」と言われ、誰も信じてくれませんでした。
決定的なきっかけは、夫が外出し、私は夫の洗濯物から、見慣れない場所にあるラブホテルの領収書を見つけてしまったことです。
日付は、彼が「旧友と日帰りの温泉旅行に行く」と言って家を空けた日でした。

非常に強い証拠ですね。

ショックで手が震えましたが、私はすぐに冷静になりました。
このラブホテルの領収書だけでは、慰謝料請求の決定的な証拠にはならないと知っていました。
そして、もし夫を問い詰めて、彼が逃げたり、証拠を隠滅したりすれば、老後の経済的な基盤まで揺るがされかねません。
長年の結婚生活と、老後の生活を守るためにも、感情論ではなく、確固たる事実が必要だと判断しました。
特に、多額の現金要求が不倫と関係しているなら、それは金銭を伴う悪質な不貞行為であり、絶対に許せません。
この領収書が、私に「もう迷っている暇はない。プロに真実を明らかにしてもらおう」と決意させてくれました。
娘や孫のためにも、曖昧な状態を終わらせ、老後の生活を安定させるための「武器」が必要だと考えたんです。

探偵に依頼しようと決めてから、数ある事務所の中でどのように選ばれたのでしょうか?不安は大きかったと思いますが。

探偵事務所を探し始めた時、正直、私たちのような高齢の女性からの依頼を受け付けてくれるのか、不安でした。
インターネットで調べ、いくつかの事務所に電話で問い合わせをしました。
私が最も重視したのは、主に3つの基準です。
1つ目は、「料金の明確な総額提示」です。
私たちは年金生活なので、後から高額な追加料金を請求されることは絶対に避けたいと考え、見積もり総額の保証と追加料金ゼロを約束してくれる事務所に絞り込みました。
2つ目は、「高齢者に対するきめ細かなサポート」です。
初めてのことで戸惑う私に、専門用語を使わず、親身になって、根気強く説明してくれる相談員がいるかを見極めました。
最終的に選んだ事務所は、経験豊富な女性の相談員が担当してくれ、私の不安に寄り添いながら、丁寧に調査プランを立ててくれたのが信頼できました。
そして3つ目が、「悪質なパパ活調査の実績」です。
相手が10代の女性という可能性を念頭に、その特殊なケースにも対応できる調査ノウハウを持っているかを確認しました。
この慎重な選定のおかげで、安心して調査を任せることができました。

探偵事務所の費用は、依頼を決める上で避けて通れない問題です。実際、どれくらいの費用がかかりましたか?

費用については、年金生活者にとっては大きな出費でしたから、一番の懸念事項でした。
私の目的は、夫のパパ活という不貞行為と、相手が10代女性であることの法的証拠でしたので、費用が高くなるのは覚悟していました。
私が依頼した事務所は、夫の行動パターン(急な外出、現金の動き)に合わせて、ピンポイントのパック料金を提案してくれました。
まず、夫が外出する可能性が高い週末の3日間に、調査員2名体制で張り込んでもらう初期調査に約60万円かかりました。
この調査で、夫が特定の若い女性と会っている様子は確認できましたが、不貞行為の証拠は得られませんでした。
次に、不貞行為の決定的な証拠(ホテルへの出入り)と相手女性の身元特定を目的とした追加パックプランを契約しました。
最終的に、合計で約210万円の費用がかかりました。
この金額には、夫と10代女性のラブホテル出入りの決定的な写真・動画撮影費、詳細な調査報告書の作成費、そして相手女性の身元特定にかかった費用などが含まれています。
高額でしたが、夫の悪質な裏切り行為に対する慰謝料請求で全額回収できるという確信と、老後の生活を守るための投資だと割り切りました。

210万円かけて行った探偵調査で、最終的にどのような事実が判明したのでしょうか?

依頼から約3週間後、探偵さんから詳細な調査報告書を受け取りました。
そこには、私の最も恐れていた、そして屈辱的な事実が記録されていました。
判明したのは、夫がマッチングアプリを通じて知り合った19歳の女子専門学生と、毎月定額の金銭を渡し、不貞行為(パパ活)を継続的に行っていたという事実です。
報告書には、夫が「温泉旅行」と偽っていた日に、その若い女性とラブホテルに出入りしている写真や動画が、複数回にわたって克明に記録されていました。
特に決定的なのは、夫が女性に現金の入った封筒を渡している瞬間を捉えた写真です。
さらに、探偵さんの調査により、相手女性の年齢や身元が特定されており、夫が年金と退職金を切り崩してこの関係を続けていたことが裏付けられました。
この報告書を見た時、長年の夫婦生活の思い出が、全て汚されたような強い怒りと虚無感に襲われました。
夫が、私や孫と同年代の女性に、私たちが老後のために貯めたお金を渡していたという事実に、言葉を失いました。
しかし、この完璧な証拠が、私が感情的にならず、冷静に次の人生を歩むための土台を与えてくれました。
調査結果とその後

ご主人はどのような反応でしたか?

報告書を受け取った日の夕食後、リビングで夫に話を切り出しました。
私は感情的にならず、事実のみを伝え、「これについて、あなたが私に説明するべきでしょう」と報告書をテーブルに置きました。
彼は報告書を見て、10代女性とのラブホテル出入りの写真、そして現金を渡している写真を見た瞬間、顔がみるみる青ざめ、震え始めました。

抵抗や言い訳はありましたか?

抵抗は一切ありませんでした。
彼は座っているソファから崩れ落ちるように、頭を抱えて「ごめんなさい、ごめんなさい…」と、何度も謝罪するだけでした。
長年誠実だと思っていた夫が、悪質なパパ活という裏切りをしていた証拠が完璧だったため、言い訳の余地がなかったのです。
以前の彼のような、家で威張っていた姿はどこにもなく、ただただ怯えた老人の姿でした。
彼の謝罪を聞いても、私の心は一切動きませんでした。
老後の生活費を削ってまで、孫と同年代の女性に走った裏切りは許せません。
証拠の力は絶大で、彼に反論の機会を与えず、私が老後の生活を守るための交渉の主導権を握ることを可能にしました。
この時、「真実を知るためにお金をかけたことは、決して間違いではなかった」と確信しました。

証拠とご主人の反応を受けて、最終的にどのような対応をとられたのでしょうか?

夫がパパ活の事実を認めた後、私はすぐに探偵事務所が提携する弁護士に相談しました。
私の目的は、迅速な離婚と、夫の悪質な行為に見合う高額な慰謝料の獲得、そして老後の資産の確保でした。
弁護士は、探偵の調査報告書を「悪質性が極めて高く、慰謝料請求で最大限有利になる証拠」と評価しました。
私と弁護士は、夫に対して離婚調停の申し立てと、高額な慰謝料請求を進めました。
夫は抵抗できず、私が提示した条件(慰謝料、年金分割、財産分与)を全て受け入れました。
特に、老後の資金をパパ活に使ったことを追及し、財産分与と合わせて経済的な損失を回復することができました。
また、相手の10代女性に対しても、不法行為責任を追及し、厳しく対応しました。
この対応を通じて学んだのは、高齢であっても、感情的にならず、プロの専門家(探偵と弁護士)の力を借りて、証拠に基づいて淡々と法的手続きを進めることの重要性です。
私一人の力では、精神的にも、経済的にも崩壊していたでしょう。
探偵と弁護士の協力体制が、私の老後の生活の安定を守ってくれました。

この一連の経験を通じて、村田さんが最も学んだことは何でしょうか?

一番学んだのは、「年齢に関係なく、自分の人生と財産は自分で守らなければならない」ということです。
長年連れ添った夫への信頼は厚かったですが、その信頼が裏切られた時、感情に流されず、冷静に事実を追求することが何よりも大切だと痛感しました。
退職金や年金という老後の生活基盤が脅かされたからこそ、証拠という形でリスクヘッジすることの重要性を痛感しました。
次に学んだのは、「完璧な証拠は、何物にも勝る老後の安心」になるということです。
210万円という費用は高額でしたが、探偵が押さえてくれたラブホテル出入りの証拠と現金のやり取りの証拠は、悪質なパパ活を証明し、私が高額な慰謝料と有利な年金分割を得るための絶対的な武器となりました。
この証拠があったからこそ、私たちは感情的な泥沼に陥らず、合理的な形で問題を解決できたのです。
この経験は辛かったですが、この歳になって、自分の足で立ち、自分の人生をコントロールする強さを身につけることができました。
娘や孫のためにも、経済的な心配なく、穏やかな老後を過ごせる道を選べたことが、何よりの教訓です。
浮気・不倫に悩んでいる方へ

最後に、今同じように浮気や不倫で悩んでいる方へ、村田さんからメッセージをお願いします。

今、パートナーの行動に違和感を覚え、特に金銭面で不安を抱えている方もいるかもしれません。
私のように、高齢であっても、あなたの不安は決して気のせいではありません。
長年の生活で培ったあなたの直感を信じてください。
そして、特に私と同年代の方にお伝えしたいのは、「老後の大切な資産を守るためにも、絶対に感情的になってはいけない」ということです。
感情論で問い詰め、証拠を失えば、残りの人生の経済的な基盤まで危うくなります。
不倫、特にパパ活のような悪質な金銭トラブルが絡むケースでは、プロの探偵に依頼し、法的に有効な決定的な証拠を手に入れることが、あなた自身と、あなたの財産を守る唯一の手段となります。
その証拠が、あなたが高額な慰謝料や有利な年金分割を受け取り、穏やかな老後を取り戻すための最大の武器になります。
どうか、ご自身の老後の安心と心の平穏のために、勇気を出して、まずは相談という一歩を踏み出してください。
あなたの人生は、これからでも取り戻せます。
まとめ
60代飲食店勤務の村田和子さんは、定年退職後の夫・茂さんの「若作り」や「多額の現金要求」から不倫を疑い始めました。
特に、ラブホテルの領収書を発見し、夫が老後の資金を削ってまでパパ活を行っている可能性から、探偵への調査依頼を決意しました。
村田さんは、「料金の明確な総額提示」と「高齢者へのきめ細かなサポート」を重視して探偵事務所を選定し、約210万円の費用をかけて調査を実施。
その結果、夫が19歳の女性と継続的にパパ活を行っていたという、ラブホテル出入りの決定的証拠と現金を渡す写真を入手しました。
この悪質な証拠を突きつけられた夫は、抵抗する術を失いました。
村田さんは、迅速に弁護士と連携し、パパ活の悪質性を根拠に高額な慰謝料、年金分割、財産分与を勝ち取り、経済的にも精神的にも有利な条件で離婚を成立させました。
この経験から彼女は、「老後の資産を守るために、感情ではなくプロの力と証拠でリスクヘッジをすること」の重要性を学びました。
現在、パートナーの裏切りに苦しみ、特に老後の生活に不安を抱えている方へ、村田和子さんは「あなたの不安は真実のサインである」と強く訴えます。
あなたの心の平穏と経済的な未来のためには、確かな事実の裏付けが必要です。
あなたの未来のために、まずは無料相談から、信頼できる探偵に話を聞いてもらいませんか?